80 ページ34
お、次は哲さんか
「よっしゃー!舞台は整ったぞ!」
「ぶちかませー!」
「哲ー!」
確実に打つだろうな
カッキーン!
館「…!」
「きたきたきたー!レフトフェンス直撃のタイムリー!」
「さすが哲!頼りになるぜ!」
投手の人もびっくりしてる
いいなー、哲さんのバッティング、間近で見たいな…
カキンッ!
あ、増子先輩も打った
でも、力んでるな…
パシッ
増子「うが?!」
あらま、取られた
「うわぁ、もったいねぇ。この回1点止まりかぁ」
「けど、なんつーパワーだ。あんな高くあがったピッチャーフライ、見たことねぇぞ」
増子先輩、パワーあるもんね
礼「相変わらず変化球には弱いわね」
クリス「ですね」
降谷(もう1点もやらん!)
降谷くん、力んでるな…
力んでたら余計に球は走らなくなるんだけどね
「ボールフォワ!」
またフォアボールか
「なんだこれ。全部あのピッチャーの自滅じゃねぇか」
「桐生相手にどういう試合するか楽しみにしてたのによ」
「もう野次る気すら起きねぇよ」
「帰ろうぜ」
「俺達はこんな青道の姿見たくねぇ」
一くんは気づいてるんだろうけど、降谷くんは気づいてるのかな?
クリス「さすが桐生打線ですね。コントロールが安定してない降谷に対し、徹底して振って来ません」
片岡「球数は?」
クリス「4回途中で既に百球を超えています」
多いな…
67人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:菜々子 | 作成日時:2019年6月20日 15時