倉持洋一の彼女2 (ページ4)

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藍子「次の授業は…国語ですね」

谷津重「片岡先生の授業か。野球部は大抵当てられるよね」

澄川「洋くんが唯一起きてる授業ですね」

倉持「いや、監督の授業で寝れる方がすげぇだろ」

御幸「はははー、倉持、現国は得意だもんな」

倉持「まぁな。監督の授業ってのもあるけどな」

国語得意なのは羨ましいな

亮介「あれ、奏良？」

谷津重「あ、亮ちゃん。元気そうだね」

洋くん達が騒いでいると亮さんがクラスにやってきた

藍子「知り合いですか？」

亮介「あぁ、幼なじみ」

藍子「なるほど」

奏良は神奈川から来たのか

谷津重「春はたまに見かけるけど亮ちゃんはほとんど見ないな。学年違うから余計か」

亮介「だと思うよ。思ったより馴染んでない？」

谷津重「…そうでもないよ。馴染んでるのは藍子達だけだから」

亮介「あ、そう。藍子、奏良のことよろしくね」

藍子「え、あ、はい…？」

こっちがよろしくしてもらってる側なんだけど…

亮介「それと、奏良。いい加減亮ちゃんはやめてくれる？」

谷津重「なんで？そう言えば、春も春ちゃんはやめてって言ってたな…」

亮介「高校生にもなってちゃん付けはね」

谷津重「でも、小湊母は亮ちゃんって呼んでるじゃん」

亮介「奏良、亮介さんって呼ぼうか」

谷津重「やだ。違和感ある」

なんか、両方からオーラが見える気がするのだが…