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久しぶりに野球をした
藍子「ん、んん〜!だいぶ感覚戻せました」
倉持「よかったじゃねぇか」
でも、結構疲れた
倉持「自主練、手伝ってくれてありがとな」
藍子「全然大丈夫ですよ。それにしても、一くんが奏良を送るって申し出てくれて助かりました」
倉持「いや、藍子が谷津重送るより男の御幸が送る方が安全だろ」
藍子「…そんなものですか?」
倉持「もしお前が谷津重送るなら俺もついて行こうと思ってたしな」
藍子「なんでですか?」
確かに方向音痴だけど寮までなら帰って来れる…はず?
倉持「女子二人ってのも危ねぇし、帰ってくる時は藍子一人になるだろ」
藍子「方向音痴には自信がありますけど…そこまで心配されなくても、ちゃんと帰って来ますよ?」
倉持「そういう問題じゃねぇよ!」
えぇー、どういう問題なのだ
倉持「女の独り歩きは危険だろ。変質者もいるかもしれないし、藍子に何かあって欲しくねぇんだよ」
藍子「…まぁ、私が狙われることはほとんどないと思いますけど…ありがとうございます、洋くん」
倉持「おう」
倉持(何かないとは言いきれないだろ。狙うヤツは自分より弱かったらなんでもいいんだからな…)
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作者名:菜々子 | 作成日時:2019年6月20日 15時