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あんずからの相談というのは差し入れに作る物や衣装のことだった
差し入れは今から作るとのこと
私は話せない分、ジェスチャーなどであんずと会話していた
差し入れを作る手伝いをしてるからペンが持てないのだ
結構理解してくれたのでスムーズに話が進んだ
話、と言ってもただあんずの言ってることを聞いてるだけって感じ
質問とかは後でしてもらうようにした
あんずも話すのは得意ではないらしく、途切れ途切れに話していた
椎名「私、服とか作ったことないので、何から初めていいか、分からないんです
生地の良さとか、どこで買うのがいいとか、作り方とか、何も知らないんです」
そういえば、私も分からなくて宗にいろいろ教えてもらったっけ
まさか私が教える側になるとは思わなかったけどね
椎名「プロデュースのやり方とか、何を言っていいのか、分からない状態で…芸能界には詳しくないし、ダンスも分からないんです」
ダンスは素人からしたら皆上手く思うんだよね
上手く見えるから余計に何を言っていいか分からない
下手に口を出して悪い方向へ進んだら…とか考えちゃうんだよねー
なんか、昔の自分を見てるようで……
懐かしいな
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水無月のぞみ - しののんの名字は『紫之』です。 (2022年5月17日 12時) (
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作者名：菜々子 | 作成日時：2017年9月4日 1時
