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零side ページ38

彩芽は疲れたのか寝てしまった

涙を浮かべながら規則正しい寝息をたてている

零「彩芽、無理をし過ぎじゃ。いろいろな『ユニット』のプロデュースをして走りまわって…

いつか、おぬしが疲れて、倒れて、壊れてしまわんか心配じゃ」


彩芽、おぬしは『皇帝』のことをどう思う?

我ら『五奇人』の姫は……


きっと人を嫌いになれない(貴方():姫)は『分からない』と答えるだろう

いい子過ぎる彩芽のことじゃ

悔しかったはずなのに、胸が張り裂けそうなくらい辛かったはずなのに…

憎んでいてもおかしくない


彩芽”や、めて“

ふと、彩芽の口が動いた気がした

零「彩芽?起きたのかえ?」

彩芽”いや、行か、ないで…“

彩芽が我輩の服を掴む手に力がこもった


零「行かないで、か。……大丈夫じゃよ、彩芽。我輩はここにおる。もう、どこにも行かんよ」

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設定タグ:あんスタ , 菜々子   
作品ジャンル:アニメ
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水無月のぞみ - しののんの名字は『紫之』です。 (2022年5月17日 12時) (レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜々子 | 作成日時:2017年9月4日 1時

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