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私はRa*bitsの楽屋に行った後、軽音部に来ていた

別に軽音部の活動日ではない

バンッ

零「おぉ、彩芽。来ると思ってたぞ。その顔は何かあったんじゃろ?どうした?」

あぁ、私はまたこの人の優しさに頼ってしまう

彩芽”零、さん“

話せない口を開いて口パクでそう呼んだ

Ra*bitsの前では泣かなかったのに、零さんの前だとどうしても涙腺が緩くなってしまう

零「くっくっくっ。おぬしは本当に昔と変わらんのう♪

他人のために泣けるいい子じゃ。優し過ぎる。もう少し頼ることをしてもよいのじゃぞ」

零さんだって変わらない

私が泣いてる時はいつも抱き締めてくれた

泣き止むまで側にいてくれた

話せないのに話そうとする私の口パクを理解してくれた

零さんにはスケッチブックを使わなくても会話ができる

それがどれだけ嬉しかったことか

零「何があったのじゃ?」

彩芽”Ra*bitsの演目の時、観客がいなくなったんです

生徒会の、紅月の演目が終わったとたん皆いなくなった…

Ra*bitsの子が私に言ったんです。『ごめんなさい』『いい結果が出せなかった』って

悔しい…努力した子が泣くなんておかしい

あんな結果、あっていいわけない…!“

零side→←33



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設定タグ:あんスタ , 菜々子   
作品ジャンル:アニメ
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水無月のぞみ - しののんの名字は『紫之』です。 (2022年5月17日 12時) (レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜々子 | 作成日時:2017年9月4日 1時

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