モノクロ少女[あんさんぶるスターズ] (ページ31)

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とりあえず、革命児達は解散して軽音部から出ていった

彩芽”皆さん、ご協力ありがとうございました“

ゆうた「いえいえ♪俺たちも彩芽先輩のお手伝いができてうれしいので」

ひなた「気にしないで～」

大神「あ、そうだ。彩芽先輩、しっくりこない所、教えて下さい」

彩芽”いいですよ。どこですか？“

まぁ、本来なら今日は『UNDEAD』のプロデュースの日だし

大神「ここのターンのタイミングって言うか、なんと言うか…」

彩芽”あぁ、そこはこんな感じです“

そう言って私はリズムを取りながら晃牙が分からないと言っていたターンをした

大神「おぉ！」

ゆうた「彩芽先輩ってダンスや楽器とか歌以外ならなんでもできますよね」

彩芽”まぁ、出来るってだけで得意ではないですが…“

大神「そういえば、彩芽先輩。ステージに立ってた時もダンスと楽器でパフォーマンスしてたよな」

ひなた「へぇー、見たかったなー」

彩芽”いや、誰かと『ユニット』を組んでないと私のステージは成り立たないので、見るほどのものでもないですよ“

そう、私が昔所属していた、と言うか一緒にステージに立っていたユニット

まず、五奇人

デットマンズ

たまに『Valkyrie』の手伝いとして参加した

そして、司が入る前の『knights』

もう戻って来ない過去の思い出

壊されたんだ

砕かれたんだ

天使の手によって

私の大切な人を利用して、壊して、捨てた

現在の生徒会長、天祥院英智

私の心の中に『後悔』の２文字を刻んだ男

私に『悲しみ』と言う名の感情を入れたヤツ

天使と言う名を持っている悪魔だ

非道な人間

彼の考えだけは読めたことがない

そう思いながら軽音部の部室から出た