・ ページ29
inside
暫くして、山田はすっかり泣きやんだ顔で「俺今の仕事辞める。」と告げた。
は、何言ってるんだ?
今まで馬鹿みたいに仕事してたけど、全部過去のことを忘れるためにやってたんだ。だからもう必要ないかも。貯金も十分あるからもっといい環境でのびのび働きたいな。
ということらしい。
伊 「これからどうするかは決めたの?」
山「いや、色々考えてみたんだけど、なかなかピンとくるものがなくてねー。」
有「それだったらさ、」
伊「うわっびっくりした。」
有「ここで働けば?俺、正社員として雇えるくらいの給料は出せるよ!あと、接客が足りないんだ。」
伊「でもそしたら一緒に暮らすってことになるよね?」
山「いいの…?」
有「もちろん!」
こうして山田と大ちゃんは森のカフェにて生活を始めた。
伊「よかったよかった!」
有「出来ればもう1人欲しいんだけど…」
山田と大ちゃんの目線が俺の方に向けられる。
えっ俺?
有「よろしくね!じゃあ1ヶ月後くらいから3人で暮らそうよ!」
伊「楽しみだね。」
そんなこんなでこの3人で生活は始まっていった。これから頑張ろうね、3人で。
101人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まる | 作成日時:2019年8月24日 12時