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Aside


A「私さ、正直なんで別れたかよくわからないんだよね。いつの間にか、話さなくなって、いつの間にか別れてた」


真鈴「ていうか何で違う高校に?」


A「…一也はね、青道ってずっと決めてたんだ。でも、私は稲実ってずっと決めてた。

お互い野球でね。


それで、結局離れちゃった



そのまま、お互い野球野球って、野球優先にして…

っていう感じかなぁ



最後の方、ずっと一也は冷たかった…
もうとっくに好きじゃなかったんだろうな…」



真鈴「…そうなんだ。なんか、もっとドラマみたいなのかと思ったら、大したことなかった」


A「な、人の恋を勝手に美化しないでよ」



真鈴「ごめんごめん。でもそれってさ、私的には御幸くんの嫉妬だと思うんだけど?」


A「へ?」



真鈴「Aが、稲実にきて、結果的に成宮と同じ学校なわけでしょ?成宮がAのこと好きだったの御幸くんも知ってたんじゃない?」


A「一也が?知ってるわけなくない?」


真鈴「いや、絶対知ってたよそれw」



A「そうなの?」


真鈴「絶対知ってたよ」




.



御幸side


倉持「さっさと告ればいいじゃん」


御幸「は?いやいや、お前何言ってんの?」


授業の間の休み時間、ぼーっとしてる俺のところに倉持がきた。



倉持「じゃねぇと俺が奪うけど?w」


御幸「は?待てよ。俺、1回も好きとか言ってないけど?」



倉持「え、好きじゃねぇの?」


御幸「あ、あぁ…」


倉持「ふーん」




…つーか、名前出してねぇのに伝わるあたりこいつ勘づいてるんだな。

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作者名:ふー | 作成日時:2018年7月25日 7時

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