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本当は、、ずっと気付いてた。
A「…でも、鳴の気持ちには応えてあげることはできないの。」
白河「ふーん?」
A「だったら、気付かないフリしてた方が良くない?」
白河「…さぁね。」
A「だって、鳴も私が誰のこと好きか知ってるんだよ。」
白河「お前が困るから、成宮も言えないんだろ」
A「そうなのかもなぁ…」
白河「いつから気付いてんの?」
A「中2くらいだったかな?」
白河「それから3年気付かないふりか。」
A「…うん。」
白河「…じゃあ、俺のも気付かないふり?」
A「え…」
ランニング中だったのに、立ち止まってしまった。
それに合わせて止まる白河くん。
白河「好きな人が成宮じゃないならチャンスあるかなってずっと思ってた…。でも、尚更無理なのかもな。ずっと一緒にいる成宮よりそいつが好きなら、俺の出番はないだろ?」
A「白河くん…?」
白河「…好き。」
鋭い相手投手をみる目とは違って、どこか悲しそうな目をしていた。
A「…ご、めん…」
白河「知ってるから。気にしないで」
そして再びランニングに戻る白河くん。
その後ろをゆっくり走る私。
…白河くんが私のことそんな風に思ってたのなんて、知らなかった。
カルロス「Aは誰が好きなんだよー」
A「びっくりしたァ!?」
突然声をかけてきたカルロス。
カルロス「鳴でも白河でもねえってことは、、俺とか!?」
A「…」
スピードをあげてカルロスから離れた。
カルロス「ごめんて!wwじゃあ誰?樹とか?」
A「樹くんは可愛い後輩でしょ」
カルロス「雅さんとか!?」
A「稲実から離れろ」
って、なにヒントあげてんだ私は。。
カルロス「誰だよー…青道とか?」
A「…な、なんで青道?」
カルロス「なんとなく。元カレもいるみてぇだしww」
A「…」
再びカルロスから離れる。
カルロス「悪かったw」
こいつはなんなんだ…((呆
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作者名:ふー | 作成日時:2018年7月25日 7時