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倉持「秋保Aだろ?お前、知り合いじゃなかったのか?」
御幸「…」
倉持「違ったのか?知り合いみたいに語ってたくせにヒャハハ」
…こういうとき、何て言うのが確実なんだろ。
一也は…どうする?
御幸「まぁ、鳴のとこと試合したことは結構あったしな。知り合いみたいなもんだろ
…でも、直接話すのは初めて、だよな?」
合わせろって感じの目で見てくる。
A「う、うん。」
頑張って笑ってみた。
御幸「よろしく、秋保さん」
A「よ、よろしくね、御幸くん、」
"秋保さん"
そう呼ばれたのが心に刺さった。
"御幸くん"
なんて他人行儀嫌だよ…。
倉持「てか秋保さん、俺、倉持洋一な、よろしく!」
A「あ、よろしく((ニコッ さん付けなんてしなくていいよ」
倉持「おう!じゃあ俺も呼び捨てでいいぞ」
A「おけ。よろしくね倉持」
倉持「ついでに御幸も呼び捨てでいいだろ」
御幸「構わねぇよ」
A「わ、わかった!」
こうして一也…御幸との距離は、近くなったようで、遠くなった気がした。
…もう一度、"一也"って呼べる日は来るのかな…?
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作者名:ふー | 作成日時:2018年7月25日 7時