【名探偵コナン】証拠隠滅と捏造ならお任せあれ3

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コナンside

「何してるの？由美さん…」

「な…何って…」


怪しげな行動をとる由美さんを見つけた。




「尾行してんのよ！チュウキチをね！」


「どうしてですか？」

「ケンカしのか？」


「い、いや…ケンカした訳じゃないんだけど…
最近妙なのよ！チュウキチのやつ…

おめかししてコソコソ出かけることが多くて…
行先聞いてもごまかしてるし…


ま、まぁ一緒に暮らすようになったから見なくていい所まで見えちゃうって言うか…


私の思い過ごしだと思うけど…」


「それって十中八九…浮気の可能性が高いわよ！！」


…と、灰原。



「あ、やっぱり？！」


「同棲し始めた事がきっかけじゃないかしら？
男は好きな女が自分のモノになったとわかると安心して浮気に走るケースな多いらしいから…」


おいおい…



「やっぱり尾行を続行する必要がありそうね…」


「が、頑張ってねー…」


見送ろうとしたが…

ガシッと手を掴まれた。



「え？ちょっ…」


「アンタにも手伝ってもらうわよ！子供連れの方が尾行に気付かれにくいし！！」



ということで強制連行された俺。
ドーナツ屋に入っていった太閤名人。



「それより太閤名人の親には会ったの？」


「いや、まだだけど…プロ棋士を目指してた頃、すごいお金持ちの家に養子に入ったことは聞いたわよ

その家の息子さんが将棋の天才だったんだけど事故で亡くなってしまって…


養子になってその息子さんの夢を叶えてくれないかと頼まれたって…」


やっぱり羽田浩司は資産家の御曹司…
太閤名人は彼の夢を継ぐために羽田家の養子になったのか…


「まぁ養子になった一番の理由はチュウキチが将棋にドハマリしちゃったかららしいけど…」


「へー…じゃあ太閤名人の本当の家族には会ったの？」


「それもまだなのよ！何か母親と兄と弟と妹がいるみたいなんだけど…まぁ弟っていうのはA君なんだけどね。

まぁどーせチュウキチに似てのん気な家族でしょうけどね…」



いや…
のん気な人は1人もいないと思うよ…

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