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Aside
御幸「俺と杏菜は中学の頃付き合ってた。」
A「…」
御幸「でも、とっくに別れた。
杏菜には悪ぃけど、遊びで付き合ってた
でも、お前は違う。
俺が本気で好きなのはA
A以外興味なんて微塵もねぇ」
A「…じゃあ、抱き合ってたのは何ですか」
御幸「杏菜に"よりを戻したい"って言われてた
それで、抱きつかれた」
A「御幸先輩は拒みませんでしたよね」
私がそう言うと、御幸先輩は冷たく鼻で笑った。
そして、杏菜さんを横目で見た。
御幸「俺はこいつに全く興味がない。それなのに、言い寄られてて、抱きつかれてうんざりしてた」
そこまで話した時だった。
「あーんーな ここにいたのかよー
さっさと行こうぜ
…って、なになに?修羅場?」
知らない男子生徒が来た。
チャラそうな人だった。
杏菜「…違うわよ。さぁー、デート行こっかー(ニコッ」
「おー」
すると、杏菜さんは去り際に小声で
御幸先輩に何か言っていた。
そして、2人が去って、私と御幸先輩の2人になった。
御幸「"めんどくさいのは嫌いだから、一也はもういらない"だってさ」
A「振られたんですか」
御幸「だから違うっつーの
俺があいつに抱きつかれて、拒まなかったんじゃない。拒めなかったの」
A「だからそれって…」
御幸「だって、殴りそうだったもん俺。
だから、あいつに抱きつかれた時、無心でいた」←
A「…は?」
御幸「だって、殴ったらAのこと甲子園連れて行けないじゃん」
A「…」
御幸「誤解させたのは悪かった。ごめんな
俺が好きなのは、Aだけだから
俺が大切にしてんのは、野球と、Aだけだよ」
先程とは打って変わって、とても優しい顔をしていた。
A「一也のばか…//」
御幸「俺をばかって言っていいのAだけだから」
A「…ばか。」
御幸「おう」
A「ば一也」
御幸「ははっ、上等じゃん」
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ふー(プロフ) - ?こころ??さん» ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします! (2019年2月1日 0時) (レス) id: 64d176cfc7 (このIDを非表示/違反報告)
?こころ??(プロフ) - すごく面白かったです!御幸くんと妹ちゃんの絡みめっちゃ好きです笑続編でないですかね???できることなら楽しみにしてます!!頑張ってください! (2019年1月13日 13時) (レス) id: a55518b308 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふー | 作成日時:2018年12月31日 12時