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Aside






「ちょっといいかしら?(ニコッ」






ホームルーム中から教室の外で誰かを待ち伏せしていたような女子の先輩達4名。




その誰かとは、他でもない、私だった。









勘づいていたから、春市くんには知られたくなくて、先に行っててもらった。
本当は、怖くて一緒にいて欲しかったけど、巻き込みたくなかった。









「先輩としてあなたに教えておきたいことがあるの」



1人がそう言った。





「だから、一緒においで」






その微笑みがとても冷たかった。









階段を上がって3階にきた。



ここは、2年生のフロア。








すると、その人達はある教室の前で立ち止まった。






A「?」




中を見るように顎で指された。








2-Bの教室だった。
あの光景を見てから嫌いになったこの場所。









教室の中には、、



あの日見たものと同じようなものだった。









A「っ…」






「御幸くんは、あの子のものなの。だから、諦めてね(ニコッ」








この前と同じ人が一也に抱きついていた。
一也も、さほど拒んでいるようには見えなかった。









A「…私、別に御幸先輩のこと好きとか言ってないですよね」





「ええ、言ってないわ」





A「…それなら、どうしてこんなところに連れてきたんですか?」





「一応確認よ。御幸くんの近くにいる女の子にはちゃんと教えてあげないと、ってね」




「少し気に入られていても、"勘違い"しないようにね(ニコッ」





すると、一人の人に胸ぐらを掴まれた。



「"勘違い"してたら、あなたが可愛そうだから教えてあげてるのよ」






A「……階段から落とした理由はなんですか」





「はい?何言ってるのよ。そんなの知らないわよ」




「大体、勝手に踏み外しただけじゃないの?」






A「押されました」





「だーかーら、そんなの私たちに言っても知らないってば」








今度は髪を掴まれた。



「とにかく、御幸くんに二度と近付かないでよ」







A「…でも、御幸先輩が誰を選ぶかは先輩の自由ですよ」






「自惚れないでよ」



パシッと音がして、頬を叩かれたことに気がついた。

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ふー(プロフ) - ?こころ??さん» ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします! (2019年2月1日 0時) (レス) id: 64d176cfc7 (このIDを非表示/違反報告)
?こころ??(プロフ) - すごく面白かったです!御幸くんと妹ちゃんの絡みめっちゃ好きです笑続編でないですかね???できることなら楽しみにしてます!!頑張ってください! (2019年1月13日 13時) (レス) id: a55518b308 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふー | 作成日時:2018年12月31日 12時

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