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tear16. ページ16

父「図々しいかもしれないが、一つだけお願いがあるんだけどいいかな?」


御幸「はい…?」



.



結局そのままプレゼントは俺のものだからと言われ、受けとって、Aの父親とは別れた。



.



寮に戻った俺は、すぐに風呂に入りベッドに入った。



そこで俺は、Aからのプレゼントを開けた。
本当は来年にでも、甲子園を決めてから開けようと思ったけど我慢出来なかった。




それには、
スポーツサングラスが入っていた。


御幸「…っ…A…」



Aが亡くなってから初めて涙が出てきた。




俺、やっぱあいつがいなくて悲しいんだよな…
何で我慢してたんだろ…

自分がどうなってしまうのか怖かったけど、どうもこうもない。ただ泣くだけ…

泣いてる姿が誰にも見られたくなくて、カッコつけてただけ



あいつなしでこれから先どうしていけばいいんだ俺は…




.


倉持「やっと泣きましたねあいつ」

亮介「3年生とは違う涙だけどね」

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作者名:ふー | 作成日時:2017年12月18日 23時

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