文豪たちと♡♡してみた・♡♡されてみた

太宰主side ページ23

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ルナsideーー











『あの乱歩さん、
ナナとマナは大丈夫なんでしょうか……？』



乱歩「え？……どーだろうね？」





机にベッタリと張り付いた彼は

気怠げにラムネの瓶を見つめている





そこにカナが話しかける。




カナ「2人が心配です……。
乱歩さん、超推理で見て貰えませんか？」



乱歩「あぁ、待って。今推理してあげるよ」



カナ「ありがとうございます！」









乱歩「いーよ、それくらい。
僕にとってはお茶の子さいさいだ」




乱歩さんは嬉しそうにメガネを取り出すと

超推理を始めた








『……ちょ、ちょっと待って。
態度が、違くありません？ねぇ、敦くん？』



敦「あはは〜……、まぁ、確かに。」



太宰「お気に入りって、ヤツかな？」













『えぇ〜、なんかズルい。』



太宰「ふふ、大丈夫だよ。君には私がいるだろう？」


そう言って、太宰さんは私の頭を撫でた













『……太宰さん、心中はしませんよ？』



太宰「……ははっ、酷いなぁ。
私だって流石に同意のない心中なんてしないさ」



『そうですか、良かった…！』











そうこう話しているうちに、

乱歩さんの超推理が終わった











乱歩「2人とも無事だ。

ナナはポートマフィア幹部の
素敵帽子くんのところに保護されている」






……ナナは中也さんと一緒なのか。

そう言えばナナ、中也さん大好きだったから

良かったね！








カナ「保護されてるなら良かったね！」













乱歩「で、問題なのは……マナだ。

彼女はフョードル・ドストエフスキーの元で……」







フョードル！？

もしかして……

捕まってる！？？










乱歩「……帽子になっている」






『そうですか……帽子に…。

………え？帽子に？？』







乱歩「あぁ。おそらく異能力だろうね」















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