7話 ページ8
Aside
私がそう言うと、ナナバはすごく反対し始めた
ナナ「お姉ちゃん駄目だよ!兵士って危ないでしょ!?・・・あっ、憲兵だったら・・いや!やっぱり駄目!どれも危険だよ!」
・・ナナバはなんて優しい子だろう!今は怖がりだけど、いつかは私みたいになるかも・・・あっ!自分で言ってるし!フフッ!・・・・でも、その優しさが仇になって危険なことにならないといいのだけど・・
『ナナバ、安心して。ナナバにやれなんて一言も言ってないよ。私1人が兵団に行って得た収入をナナバの方に当てればいい。ナナバにはずっと幸せに生きてほしいからね!』
・・・ナナバはきっと、私だけ行くつもりで言っていることをわかっている。けど、とにかく何か言ってわかってもらおう!・・・わかって、もらえたかな?
ナナ「お姉ちゃん、お姉ちゃんが行くなら私も一緒に行く!」
・・・ぎゃあぁぁあ!! ナナバが大変なこと言い出した!まずいな、どうしよう!何か言い訳・・言い訳を・・・
『で、でもねナナバ!私達は年が!年が違うから一緒には無理なんだよ、諦めて!』
よし!完璧だね!これで諦めてくれ・・・・全然諦めてない。目が本気だね・・・すごい
『・・・わかったよ。ナナバ、見た目大人っぽいし、年知ってるの恐らく私とナナバだけだから同じ時に入団してもばれない。一緒に入団しようね。ただし、必ず10番以内に入ること!わかったかな?』
ナナ「やった!・・・10番って憲兵に入れるため?お姉ちゃんもそこ狙って入るの?」
『えっ?私?私は調査兵団に入るつもりだよ。そこなら人類の役に立てると思うから』
ナナ「私もお姉ちゃんについていく!」
『・・・・わかった。お互い頑張ろうね』
ナナ「うん、もちろん」
これが、私達が調査兵団に入団することを決めた時だった
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たなりの - めちゃくちゃおもしろかったです!続き待ってます! (2019年6月16日 12時) (レス) id: 53fec439c4 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ椿 - 正体不明の人さん» な、なんか…すみません…まぁ、夢小説なので許してください… (2018年7月31日 16時) (レス) id: cdf66ab1c0 (このIDを非表示/違反報告)
正体不明の人 - 怒ると髪色変わるのは人間として可笑しくないですかね…? (2018年7月31日 10時) (レス) id: 48a9418dfb (このIDを非表示/違反報告)
ナナ椿 - ですよね!ナナバさんの姉の設定を見たことが無かったので作りました!第一号ですよ!えっへん! (2017年8月31日 4時) (レス) id: f070b673a1 (このIDを非表示/違反報告)
まさ - ナナバさんの姉の設定が面白いですね!応援しています! (2017年8月31日 3時) (レス) id: f298148943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナナ椿 | 作成日時:2017年8月12日 16時