3話 ページ4
『ナナバ!さっ、立って!逃げるよ!早く!!』
ナナ「お、お姉ちゃん・・・」
私は恐怖と驚きで動けなかった。
そんな私をお姉ちゃんが引っ張ってくれる。お姉ちゃんは何の戸惑いもない顔だ
お姉ちゃんは、私と違ってとても勇敢で仲間思いの優しく強い人。
いつか私もそんな人になりたい・・・
父「・・くっ、A・・生きてやがったのか・・・逃がすかよ”ッ!」
お父さんがポケットから小型のナイフを取りだし、私達に向かって投げつけた
その刃物は私に向かって飛んできた
ナナ「ひっ・・!」
私に刃物がもう刺さる寸前で
『ナナバ!危ないッ!』
お姉ちゃんが私を突き飛ばした
グサッ!
『いっ!・・・行くよ!!急いで!!』
私の代わりにお姉ちゃんの腕に刃物が刺さってしまった・・・
腕からは血がポタポタ落ちている・・
家を出ると、花畑が広がっていて、さらに奥に行くと森がある
そこを私達は必死に駆け抜ける
お姉ちゃんは走りながら血が落ちないように布を当てている
ずっと走るとようやくお姉ちゃんは止まった。
そこには新しく作られたような小屋があった
ナナ「お姉ちゃん、この小屋は?」
『・・・私が何で行方をくらましたかをそろそろ話そうか。それを聞けばこの小屋が何かわかるからね。・・・あぁ、お互い手当てしながらにしようか』
ナナ「う、うん・・・お父さんから逃げたんじゃないの?」
私はそう聞いた。
すると、お姉ちゃんはとても悲しそうな顔をした
『・・・・ごめんね。やっぱりそう思うよね・・・本当は一言話してからにしたかったけど、もしナナバがお父さんに話してしまったらと思うと・・・言えなかったんだ』
お姉ちゃんは一息つくと話始めた
『私が、何で行方をくらましたかと言うと・・・
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たなりの - めちゃくちゃおもしろかったです!続き待ってます! (2019年6月16日 12時) (レス) id: 53fec439c4 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ椿 - 正体不明の人さん» な、なんか…すみません…まぁ、夢小説なので許してください… (2018年7月31日 16時) (レス) id: cdf66ab1c0 (このIDを非表示/違反報告)
正体不明の人 - 怒ると髪色変わるのは人間として可笑しくないですかね…? (2018年7月31日 10時) (レス) id: 48a9418dfb (このIDを非表示/違反報告)
ナナ椿 - ですよね!ナナバさんの姉の設定を見たことが無かったので作りました!第一号ですよ!えっへん! (2017年8月31日 4時) (レス) id: f070b673a1 (このIDを非表示/違反報告)
まさ - ナナバさんの姉の設定が面白いですね!応援しています! (2017年8月31日 3時) (レス) id: f298148943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナナ椿 | 作成日時:2017年8月12日 16時