12話 ページ13
Aside
私とナナバは、此処で最後のご飯を食べて歯磨きをした後、必要な荷物を持って小屋を後にした
移動している時の道では、色鮮やかな花や水が透き通っている湖が見えた。・・・ここの花でナナバに花冠作ってあげたっけ…あの頃はナナバ、私よりも少し小さくて可愛かったのに! 今ではもう10センチも差があるだなんてね・・・時間は早いな〜
私はふと、ナナバを見る。ナナバの横顔は、覚悟を決めているような怯えているような複雑な様子だった
私は思う
今ならまだ、引き返させてあげられる
わかっている。ナナバは無理して私についてきていることくらい。今まで止めなかったのはナナバが自分から「やめたい」の一言をもらえれば一番いいなっていう願いだった
・・・でも、ナナバは一度も弱音を吐かなかった。憲兵に行くならまだいい。でも、私は調査兵団志望だ。このままだとナナバが危険で怖い目に・・・巨人の餌になってしまうかもしれない・・・・
私が今、ここで決めなきゃいけない!
私がナナバを助けてあげたい!
私はその思いで、どんどん前に行くナナバを手を後ろに引いた
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たなりの - めちゃくちゃおもしろかったです!続き待ってます! (2019年6月16日 12時) (レス) id: 53fec439c4 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ椿 - 正体不明の人さん» な、なんか…すみません…まぁ、夢小説なので許してください… (2018年7月31日 16時) (レス) id: cdf66ab1c0 (このIDを非表示/違反報告)
正体不明の人 - 怒ると髪色変わるのは人間として可笑しくないですかね…? (2018年7月31日 10時) (レス) id: 48a9418dfb (このIDを非表示/違反報告)
ナナ椿 - ですよね!ナナバさんの姉の設定を見たことが無かったので作りました!第一号ですよ!えっへん! (2017年8月31日 4時) (レス) id: f070b673a1 (このIDを非表示/違反報告)
まさ - ナナバさんの姉の設定が面白いですね!応援しています! (2017年8月31日 3時) (レス) id: f298148943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナナ椿 | 作成日時:2017年8月12日 16時