9話 ページ10
・・・眩しい・・朝か
日差しが良い清々しい朝になった。前なら起きた瞬間にお父さんの恐怖が頭の中を渦巻いていたけど、今日は・・・今日からは違う。お父さんは死んだ。お姉t・・・Aによって殺された。もう怖がらなくてもいい・・・そう思うととても安心していられる
・・・・ん？なんかいい香り・・・
私はベッドから起き上がる。それに気づいたのかAが此処に来た。・・・少しニヤついて
『おはようナナバ！ちょうど朝ご飯出来たよ！私、パン焼いたから食べて〜！・・フフフッ！』
ナナ「あぁ、うん・・・」
・・・どうして？どうしてニヤついてるの？
Aはいまだにニヤついて私を見ている・・・私は思いきって聞いてみることにした
ナナ「A、どうしてニヤついているの？」
すると、Aは頬を赤らめてもじもじしながら、私にこう言った
『///////・・フフッ、ウフフフッ！・・・私、朝ご飯作るために早く起きたんだんだけど・・・ナナバの寝顔が綺麗で可愛すぎるから頬にキスしちゃった！テヘッ！//////』
・・・ええぇっ！/////何してるのA？！
私はAの発した言葉に驚いて思わず口が開きっぱなしになる。開きっぱなしにしすぎて口の中が乾燥してしまった・・・
Aはそんな私を見てクスクスと笑う
『アハハッ！ごめんごめん！ついね♪まぁ、口じゃなきゃいいかなっと♪思ったんだよね！』
ナナ「いや、良くないよ」((即答
『ええっ？！駄目だった！？エヘヘッ♪』
Aは舌をペロッと出して、ニコニコと笑った。いつも通りのノリで、反省の色は一切無い
ナナ「・・・ハァ〜・・もういいよ。A、朝ご飯食べよう」
私がこういうと、Aは弾かれたように朝ご飯の乗っているテーブルの方を向く
『いけない！いけないッ！忘れてた〜！じゃあ食べようか』
ナナ「うん、そうだね」
・・・A、どうしてそんなに飲食のことをいつも忘れるの？ドジすぎるよ・・・
『ナナバ』
ナナバ「ん？どうした・・の？」
呼ばれてAを見ると、Aの目はとても真剣そのものだった。・・・急になんだろう？
『私は生きている限りナナバを守るからね』
ナナ「え・・・？うん・・ありがとう」
私はこの時、よくわからなかった
しかし、後に嫌でも意味を理解することが出来た・・・・
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たなりの - めちゃくちゃおもしろかったです！続き待ってます！ (2019年6月16日 12時) (
レス) id: 53fec439c4 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ椿 - 正体不明の人さん» な、なんか…すみません…まぁ、夢小説なので許してください… (2018年7月31日 16時) (レス) id: cdf66ab1c0 (このIDを非表示/違反報告)
正体不明の人 - 怒ると髪色変わるのは人間として可笑しくないですかね…？ (2018年7月31日 10時) (レス) id: 48a9418dfb (このIDを非表示/違反報告)
ナナ椿 - ですよね！ナナバさんの姉の設定を見たことが無かったので作りました！第一号ですよ！えっへん！ (2017年8月31日 4時) (レス) id: f070b673a1 (このIDを非表示/違反報告)
まさ - ナナバさんの姉の設定が面白いですね！応援しています! (2017年8月31日 3時) (レス) id: f298148943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナ椿 | 作成日時：2017年8月12日 16時
