検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:2,547 hit

7,僕と太宰さんの話 ページ9

〜瑞樹side〜
この話は僕と太宰さんだけしか知らない。

この話は絶対に誰にも言わない。

この話は絶対に、特に東堂先輩には言わない。



太宰さんは東堂先輩を自分のベッドの上に寝かせた。

僕は両手の塞がっている太宰さんの代わりにドアを開けるくらいしか出来なかった。

1番近くにいたはずなのに・・・。

「瑞樹君。」

ふと太宰さんは僕に話しかけた。

その声はいつもと違った落ち着いた声だった。

「東堂君には悪い事をした。私がもっと・・・」

「ならもっと早く気が付けたのでは無いですか?」

あ。

マフィアの幹部になんて口聞いているんだ。僕。

終わったな。

クビだ。

「すまない。私が守らなければならなかった部下だのに。」

・・・?

あれ?

クビじゃないんだ。

「瑞樹君、君はもう下がっていいよ。」

「はい。先輩が目覚めるまでごゆっくり。」

「目覚めるまで?」

「起きたら先輩、絶対あなたのこと殴りますから。」

「おぉーそりゃご忠告ありがとう。」

僕はドアを閉めた。

あの時、僕は確かに見た。

太宰さんの目は、

微かに潤んでいた。

*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*

あ、太宰さん一人称私だった。
以下気を付けます。

2017.11.18

8,なっ、、!?→←6,緊急事態!!?


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:文スト , 太宰治 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:七蔵 | 作成日時:2017年11月5日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。