狼少女の廻廻奇譚弐【呪術廻戦】 (ページ28)

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Aside

もうすぐ交流会開始ということで僕達は集合場所へ向かっていた。

そこで先程から感じていた違和感に恵と共に悠仁の元へ向かう。

伏黒「虎杖、大丈夫か？」

虎杖「おーっ、なんか大役っぽいけどなんとかなんべ」

『違ぇよ、何かあっただろ』

虎杖「あ？なんもねーよっ」

笑っているが少し笑みがひきつっているように見えた。

笑って誤魔化そうとする悠仁を2人で見つめる。

すると観念したのか素直に「あった」と答えた。

虎杖「けど、大丈夫なのは本当だよ。むしろ、そのおかげで誰にも負けたくねーんだわ」

悠仁の瞳には覚悟と意志が灯っていた。

『……ならいいけどさ、どうしようもなくなったら絶対言えよ？絶対力になるからさ

でも、勝ちは譲らねーけどな』

伏黒「……俺も、割とまけたくない」

『＿＿＿』

虎杖「ん？何か言った？」

「何でもない」と言い前を見る。

目に入るのは僕の大切な人達が楽しそうにふざけ合っている姿。

＿＿大丈夫…今度こそ絶対守るから

もう僕の大切な人が死んだところなんか見なくない。

釘崎「何が割とよ。一度ぶっ転がされてんのよ！？

圧勝！！コテンパンにしてやんのよ！！

真希さんのためにも！！」

真希「……そーいうのやめろ」

狗巻「明太子！！」

ﾊﾟﾝﾀﾞ「そう！！真希のためにもな！！」

虎杖「へへっ、そんじゃまぁ

＿＿勝つぞ」

真希「何仕切ってんだよ」

げしっと真希先輩に蹴られた悠仁に苦笑する。

締まらねーなぁ……