【創作論破】希望でも絶望でもない私のコロシアイ林間学校Ⅱ (ページ42)

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chapter2名探偵キボウの真実は1つ　　非日常ページ42

花京院side

最後に〈超中学生級のモデル研究室〉…
私達はそこにいた米俵少年に話を聞くことにした。

『米俵少年、話を聞いても良いかい？』

米俵｢僕に答えられることなら何でも大丈夫だよ｣

『米俵少年はファッションショー前に、一度トイレに会場を後にしたんだよね？
それは合っているかい？』

米俵｢…うん。〈斑鳩くんに誘われてトイレに行った〉よ｣

『！』

コトダマ〈トイレに向かった2人〉GET

望月｢斑鳩くんに誘われて？！
それって、どうして？｣

米俵｢話があるから付いてきてくれってさ｣

『その内容を聞かしてもらっても良いかな？』

米俵｢え、う、うん…！
斑鳩くんと一緒にトイレに行ったら急に壁に押し付けられてさ…
〔朝比奈さんに告白したのは本当なのか!?〕って凄い剣幕で聞いてきたんだ…
勿論、僕にはそんな覚えが無いから、違うよって言ったんだけど…｣

米俵少年はなんとも言えない表情を浮かべる。

『けど…？』

米俵｢なんか斑鳩くんが怖くなってトイレから逃げちゃった(苦笑｣

望月｢あ、だからトイレから出てきたんだ！｣

米俵｢そうなんだ。……でも、あの後にあんな事が起きてしまうなんて…｣

米俵少年は悔しそうな表情に顔を歪ませた。

それもそうだろう…自身があそこで共に研究教室に戻れば、殺人は起こっていなかったのだから…

話終えた私は望月少女に話しかける。

『すまない、望月少女。もう一度斑鳩くんの遺体を調べたいんだが…良いかい?』

望月｢？うん、勿論良いよ！｣

食堂に着くと、私は真っ先に斑鳩少年の“服”を調べた。

『あった…！』

望月｢それは…斑鳩くんの電子生徒手帳…それがどうしたの？｣

『あることを調べたくてね』

私は慣れた手付きで電子生徒手帳を起動させると、通話記録を調べた。

『〈通話の最終記録は…10:13…〉か』

コトダマ〈斑鳩の最終通話記録〉GET

キーンコーンカーンコーン

『｢っ！｣』

ﾓﾉｸﾏ｢お待ちかね学級裁判の時間だよ！
オマエラ！中庭のキャンプファイアーまでお集まりください！｣