【創作論破】希望でも絶望でもない私のコロシアイ林間学校Ⅱ (ページ31)

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chapter2名探偵キボウの真実は1つ　(非)日常ページ31

花京院side

着せられていると、着付けている朝比奈少女から声が漏れる。

朝比奈｢いたっ…！｣

『どうかしたのかい？』

朝比奈｢っ…いや、大丈夫だし｣

『…大丈夫には見えないが？』

朝比奈｢ﾊｧ…朝からブラのワイヤーが飛び出ててさ｣

『刺さってしまうと？』

朝比奈｢そゆこと(苦笑｣

それは痛いな…

『私が直しーー』

朝比奈｢OK！着付け完了！！｣

『！早いね』

朝比奈｢当たり前だし！あたしを誰だと思ってんのー？｣

『【超中学生級のモデル】である朝比奈少女』

朝比奈｢マジレスの即答やばっ…(引｣

朝比奈少女に何故引かれたのか分からないが、ドレスはかなり良い。

『ふむ。まさか人生でこんなに綺麗なドレスを着れるとは思わなかった』

朝比奈｢あたしとしては本物のウェディングドレスだと着たいんだけどねー｣

『相手には困ってないんじゃあないかい？』

朝比奈｢相手…｣

朝比奈少女は少しうつむき…

朝比奈｢ふふっ！そうだねー！！｣

彼を思い浮かべたのか心底嬉しそうに笑う。
そして、私の背中を押した。

朝比奈｢ほら！今度は私が着替えるから外で皆と待ってて！｣

『うん。ありがとう朝比奈少女』

朝比奈｢どういたしまして！｣

更衣室から出るとドレスアップした皆がいた。

望月｢うわぁ…！！綺麗だよ！
花京院さん！！｣ｷﾗｷﾗ

茶髪に合うピンクの可愛らしいミニドレスを纏う望月少女。

黒崎｢緑のマーメイドドレス…貴女にぴったりね｣

黒を基調としたフロントスリットは胸が大胆に開いている…黒崎少女くらいスタイルが良くないと着れない代物だね。

上段｢皆さん輝いているであります！｣

上段少女は【超中学生級のなぎなた部】らしく青の和風ドレスを着こなしている。

ガチャッ

朝比奈｢さぁ！ウォーキングの練習を始めるよー！｣

｢｢着替えるの早ッ！？｣｣

黒崎｢あら、綺麗｣

『ウェディングドレスじゃあないか…！』

朝比奈少女の金髪の上には白のベール。
ドレスは短めのウェディングドレスだった。

朝比奈｢言ったっしょ？いつか本物のウェディングドレスを着たいって！｣

そういう意味だったのか…

朝比奈｢では！練習開始！｣