【創作論破】希望でも絶望でもない私のコロシアイ林間学校Ⅱ (ページ20)

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chapter2名探偵キボウの真実は1つ　(非)日常ページ20

花京院side

翌朝、私達は南棟のシャッターで閉めきられていた階段の前に立っていた。

ガシャン

ﾓﾉｸﾏ｢おまたせー！！ここから二階を解放させてもらうよ！！｣

曽根崎｢二階…今度は何があるんだろうネ｣ｸｯｸｯｸｯ

ﾓﾉｸﾏ｢さぁね？？精々探索して、コロシアイをしよー！！｣

望月｢し、しないよッ！！｣

奇抜な色…蛍光色で塗られた階段を私と黒崎少女が先頭で登っていく。

『ふむ、雰囲気は一階と変わらなさそうだね』

クウィラン｢んにゃ…また覚えなきゃいけない部屋が増えたにゃ…｣

『そんなに多くは増えていないようだけど？』

クウィラン｢俺っち、方向音痴だからこうゆーの覚えるのに一苦労なんだにゃ(苦笑｣

『へぇ…』

そんな会話をヴァレンタイン少年としているとそれぞれが探索を始めた。

松岡｢今度こそ出口を探すぞォッ！！！｣

上段｢そうでありますッ！絶対に脱出して見せるでありますよ！！｣

｢｢うぉぉぉ！！｣｣

阿久津｢そこのバカ二人うるせぇっ！！｣

斑鳩｢良いじゃねぇか！希望を持ってるのは悪いことじゃねぇよ。よし！
俺も探すぜ！｣

朝比奈｢結局全員ちょーうるさいんですけど…｣

米俵｢そう、だよね…希望を持たなきゃね！｣

武田｢う、ん…！｣

桜木｢まぁ、良いんじゃない？
また面白くなりそー！！｣

ふむ…皆、心が折れていなくて良かったよ。

望月｢あの！花京院さん！｣

『うん？』

望月｢一緒に探索しても良い？｣

『うん。勿論良いよ、望月少女』

望月｢ありがとう！！｣

クウィラン｢なら俺っちも一緒でも良いかにゃぁ？｣

望月｢あ、クウィランくん！私は良いけど…｣ﾁﾗｯ

『私も構わないよ』

望月｢！じゃあ一緒に探索しよう！｣

クウィラン｢ありがとにゃ！｣

私は【超中学生級のハッカー】ヴァレンタイン少年
　【超中学生級の新聞記者】望月少女
この二人と共に行動を開始した。