【マギ】僕 の 愛 し た 従 者？【練紅覇】

第58話 ページ10

.(紅覇side)





覇｢ねぇ、A香水つけてる？｣



貴｢はいー？ つけているのは主の方でしょ？｣



覇｢そ、そうだけどさ〜…｣




確かに香水はつけてるけどAから
キツイって言われて変えたんだよ!?




貴｢私はあまり香水を好まないので
無臭がいいです無臭が｣





いやいや、香水の匂いが少しするお前が言えることか！





覇｢けどA香水の匂いするけど？
ほんの少しだけど｣



貴｢けど香水は………あ｣





何か思い出したように声を出すA




覇｢見覚えであるんでしょ？
少し興味本意でつけてみたとか｣






女なんだからそういう事思ったことあるん
だろうと思っていたら






貴｢昨日のシンドバッド王の匂いかも
しれませんあの方香水キツイから｣




覇｢はぁ!? なんで王様の!?｣






シンドリアに来る前に炎兄に注意しろと
言われたことそれは


『シンドバッド王の女癖』


Aも手を出されるかもしれないから
気をつけろって見透かしたように言われた
けど、まさか本当に出すとは……！




覇｢シンドバッドめった斬りにしてやる…っ！｣




貴｢やめてください、国際問題になりますから｣





覇｢だってAが！｣


貴｢私のせい!? ｣


覇｢それ以外ないだろ!?｣





あーもう！ めちゃくちゃイライラしてきたんだけど




貴｢にしてもちゃんと風呂に入ったんですけどね
抱きしめられただけで匂いがつくとは
私は無臭だったと言うことですね！｣





無臭を証明しなくてもいいんだけど……って






覇｢抱きしめられただけ…？｣


貴｢だけではないですけど、はい｣






覇｢じ、じゃあ営み的なのは!?｣

貴｢シンドリアでシンドバッドと何を営むん
ですか。残念ながらあの方と私の仕事は全く
違うので！｣




覇｢そ、そうかだよねハハッ……｣





何これ1人で妄想してたみたいじゃん
恥ずかしっ…！

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