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第78話 ページ30

.(紅覇side)





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Aがいなくなって三ヶ月ほど経つ。


いなくなって煌帝国に帰りAがいなくなった事を言ったら炎兄は「そうか…」と言って

明兄は「それは残念ですね」と言って少しだけ悲
しそうな表情を見せた



煌帝国は静か過ぎて、退屈過ぎて……





純「紅覇様……」

覇「なに」

純「実はAさんのことで少し情報が…」

覇「本当!?」

純「真実かは分かりませんがとある街でAさん
らしき人物を見たと兵士の人達が」





この情報を聞き僕はすぐに街に向かった。









***





.(inとある街)




治安も悪くない、物価も安い街。



麗「確かにこんなに素敵な街ならA殿も
居そうですね」

純「Aさん探し頑張りましょう!」





なーんて、張りっ切ってくれたけど50人ぐらい
に聞いても情報無し

近くの青果店でイチジクが売ってあるので買う
ついでに尋ねてみようとした





その時青果店の店主と話していた女が僕の横を
通ったその瞬間に懐かしい匂いがした





覇「お前、僕と同じぐらいの身長で19歳ぐらいの
女見なかった?」


?「いえ」




とっさに声をかけてしまったけどまぁ、いいか
より多くの人から情報貰った方がいいし





覇「そう…もし見つかったら教えて」





そう言ったら僕の横を通り過ぎながら





貴「はい、我が主よ───」

覇「っ!?」




確かに"我が主"と言った。

あの懐かしい声で、僕が聞きたかった声。




覇「A!」




後ろを見てもその女の姿は無かった




麗「A殿がいらっしゃったのですか!?」

純「Aさんはこの街にいらっしゃったのですね!」

仁「良かった…」






従者が喜んでいる中青果店の店主は何が
起こったのか混乱していた





覇「ねぇ、あの女がどこに住んでるか知ってたりする?」


店「え、確か○○○って所だよ…この道を真っ直ぐ
行って右に曲がった所に宿屋が集まってる所の
奥の店だよ」


覇「そう、ありがと」





僕さ、今度こそ伝えるよ酒なんか頼りにせずに

ちゃんと愛してるって。


だから、一緒に煌帝国に帰ろうよA───

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月花(プロフ) - 閃光性オレンジさん» コメントありがとうございます! Twitterのにも来て頂いて本当に嬉しいです、感動を与えられたことも嬉しいです! これからもよろしくお願いします(^^*) (2015年9月27日 15時) (レス) id: 7ecf93bcdf (このIDを非表示/違反報告)
閃光性オレンジ(プロフ) - めっさ感動しました・゜・(つД`)・゜・ (2015年9月27日 15時) (レス) id: 7e429babd4 (このIDを非表示/違反報告)
月花(プロフ) - 創世の魔法使い*黄熊さん» コメントありがとうございます! パート1から見て下さっていたんですね、更新が不定期だったこの作品を見て下さっていて本当にありがとうございました! 新作の方も見て頂けると嬉しいです(^^*) (2015年9月26日 15時) (レス) id: 7ecf93bcdf (このIDを非表示/違反報告)
創世の魔法使い*黄熊(プロフ) - パート1から見てみました! 面白かったです!! (2015年9月26日 15時) (レス) id: 51f5bd5dc5 (このIDを非表示/違反報告)
月花(プロフ) - 天城桜さん» コメントありがとうございます! 完結を祝って下さってるのは本当に嬉しいです、次回作を頑張って更新しますね(^^*) (2015年9月17日 0時) (レス) id: 7ecf93bcdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月花 | 作成日時:2015年8月1日 1時

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