【マギ】僕 の 愛 し た 従 者？【練紅覇】

第70話 ページ22

.(シンドバッドside)





シ｢彼女は死んでいるはずの人間、それなのになぜ
生きているのか…とね｣


覇｢Aは死んでいるはずの人間なんかじゃない
生きていて当然の人間なんだ！｣






皇子はこの紙のことを信用していないみたいだな…





シ｢あぁ、それはもちろん死んで当然なんかの人間など
いない。ではどうしてこの紙に彼女の名前が記入され
ているのだろうか｣



覇｢そんなの知らないし！｣

ジャ｢シン！その辺にしといた方が…｣






この話を持ち出して皇子は酷く乱心している
この様子からすると本当に知らないのだろう






シ｢そこで俺は考えたんだ、彼女の代わりに
誰か亡くなってしまったのでは無いかとね｣


覇｢代わりに…？｣





これ以上考えられないもし彼女が亡くなってい
るのであればなぜ紅覇皇子に仕えているのか

なぜ、人の目にハッキリと存在が見えるのだろか





覇｢でも………｣





反論したいけど反論する言葉が出てこない
まぁ、当然の事だろう。





シ｢急にお呼びだてしてすまなかった、あと1日
だけどシンドリアを楽しんで行ってくれ｣


覇｢はい…｣






ﾊﾟﾀﾝｯ─







シ｢ふぅ〜さて酒をっと…｣

ジャ｢シン、なぜ皇子にあんな話を？｣


シ｢さぁ？ なぜだろうな｣





これで2人の関係がどう揺れるのか見させてもらおう。

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