【マギ】僕 の 愛 し た 従 者？【練紅覇】

第66話 ページ18

.(貴方side)





貴｢ひま、ですね〜｣




主は部屋にこもっているだろう
日に焼けたくないだろうし





アラ｢Aお姉さーん！｣

貴｢アラジンくん、何しているの？｣




真正面から走ってくるアラジンくん
なにをしても可愛いなんて罪だ…！





アラ｢アリババくんとモルさんで遊んでいるんだ〜！｣





モルさん？…あぁ、モルジアナさんね
前教えてもらった




貴｢何して遊んでいるの？｣

アラ｢鬼ごっこだよ！｣




ザ･王道…まぁ、王道は面白いから王道と言いますし




アリ｢アラジンいたー！｣

アラ｢アリババ君が鬼なのかい!?｣

アリ｢え、ちげーよ！ モルジアナが鬼だ！｣


貴｢ウソが下手ですね｣



アリ｢なっ!?｣





ガーンと言う効果音がなりそうなぐらい
落ち込むアリババさん




アラ｢嘘をついてまで鬼を代わりたかったんだね
アリババくん……｣

アリ｢そんな冷たい目で見ないでくれ！｣


？｢アリババさん今日はここまでで終わりませんか？｣





赤髪の子がアリババさんが来た方向から歩いてきた
この子はファナリス、赤髪がなによりの証拠




貴｢貴方がモルジアナさんですね？｣


モ｢貴方は煌帝国の…｣




いや、なんでだ？
ファナリスはほぼ──にされて自由の身
の者はあまりいないと聞いていたのに





貴｢モルジアナさんも辛い過去がありますね｣

モ｢……え？｣





彼女の周りにいるルフから過去が見れる





貴｢でも、今の貴方はとても嬉しそうです｣

モ｢はい！ これもお二人のおかげです｣



アラ｢モルさん…｣

アリ｢モルジアナ…｣




この3人を見ていると本当に微笑ましい。
この綺麗な心が汚れるのはあまり見たくないな

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