こちら、リア充撲滅委員会です。2

撲滅 86 ページ36

あつし「…………………」









A「…………………………………」









あつし「………………」









いや、まあこうなるだろうね！！



図書館だもんね、静かにしないとね




いやー何故図書館を選んだんだ俺……



ほんと、バカ





A「先輩、ちょっと休憩しませんか」


あつし「そうだね」




一旦外に出て自販機でお茶を買う




A「あ、私も……ソーダお願いします」



あつし「はいよー」



ゴトンと落ちてきたペットボトルを持って

彼女の座るベンチへ向かう



あつし「Aって炭酸飲むんだね。意外」


A「そうですか？結構飲みますよ」




プシュって空気の抜ける音

喉を少し鳴らしながら飲む姿につい見惚れてしまう





A「…………先輩」



あつし「んー？」



A「ちょっと相談があって……」


あつし「どうした？」



A「えっと………おそ松くんたちのことで」









少し紅潮した頰となにか諦めたような瞳




あぁ、彼女はきっと………






俺はこの一瞬で彼女が自分のものにならないことを悟った


それと同時に彼女に独占欲、を抱いていることもわかった







……自分の立場をとことん利用する


それがたとえ彼女や、彼らを傷つけることになっても

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