撲滅 56 ページ6
また、いつも通りの放課後
やっぱりトド松くんとカラ松くんはいない
A「はぁ……」
今週、何度目のため息なのかな…
一松「ねぇ」
向かいで猫とじゃれていた一松くんが話しかけてきた。
一松「あんまウジウジしないでくれる?空気重くなる」
何故かその言葉にとてもイラっときた
A「…一松くんには関係ないでしょ」
一松「じゃあ帰ってよ。こういう空気嫌なんだよ」
チョロ松「おい、一松」
今の一松くんの言葉で私は完全に頭に血が上ってしまった。
A「は?知らないよそんなこと。放っといてよ!!だいたい私じゃなくてトド松くんが…」
一松「いつまでも逃げてんじゃねぇよ!!」
A「っ…」
突然の大声に私は勿論、皆もびっくりしていた
一松「そうやって逃げて、自分のせいじゃない?責任転嫁も程々にしろ!!」
何ともいえない空気に息苦しくなる
ただ、この空気は自ら作り出したことに気づいてないわけじゃない
でも、今の私には冷静でなんていられない
A「だからって………だからって!そんなの一松くんには関係ないじゃん!!確かにそうかもしれないけど……私だって……」
詰まる言葉
私、私だって………
一松「だって何?そういうの本当嫌い。見損なった」
頭を鈍器で殴られた感覚
それからのことはあまり覚えてない
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ゆた - めちゃくちゃ面白いです(^○^)ほんと!語彙力なくて言い表わせないんですが‥ほんとにもう!長男推しの私にとっては最高でしかないです( ; ; )この小説好きすぎて今自分専用に漫画描いてます。゚(゚´ω`゚)゚。ほんとに大好きです!これからも応援してます! (2018年4月17日 0時) (レス) id: f1e55d4a20 (このIDを非表示/違反報告)
kurokitune(プロフ) - 続きが気になります!読んでいて楽しいです、頑張ってください! (2018年4月5日 7時) (レス) id: 7b9e4d1248 (このIDを非表示/違反報告)
aqua - 十四松と一緒にいる女の子はあの彼女ちゃんですか? (2017年5月4日 20時) (レス) id: bfa6e634d3 (このIDを非表示/違反報告)
黒夜月 - 面白かったです!更新頑張ってください!楽しみにしてます。 (2017年4月5日 12時) (レス) id: 047865604b (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - よかったですね!!勉強等、忙しいと思いますが、自分のペースでゆっくり頑張ってください!! (2017年3月31日 11時) (携帯から) (レス) id: c55153cb3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奈音 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月27日 10時