こちら、リア充撲滅委員会です。2

撲滅 54 ページ4

なんか、最近みんなおかしい気がするんだよね


おそ松兄さんは上の空だし十四松は元気ないし


一松はAちゃんとばっかいるし、カラ松いないし、


トド松なんてずっといない



放課後にこなくなったし、家でもあんまり話さなくなった


ほんとにみんなどうしちゃったの？




リア充撲滅しなくていいの？この委員会ある意味なくなるよ？





思っているだけで、口には出さないけれど


マジで空気が重い…！！


原因はなんだ？


やっぱトド松か？



…………あ、



チョロ松「来週、終業式じゃん」





僕のこの一言で空気がガラリと変わる



おそ松「嘘だろ！？もっとはやく言えよチョロ松！！」






いや先生の話聞いとけよ



カラ松「フッ…俺たちの夏が……………始まる…！」


チョロ松「なんで溜めた！？てかどっから沸いてきた！？」


カラ松「窓」


チョロ松「窓なの！？てかツッコミ僕しかいないんだけど！！トド松戻ってこい！！」


一松「ﾔﾊﾞｲﾔﾊﾞｲﾔﾊﾞｲﾔﾊﾞｲﾔﾊﾞｲﾔﾊﾞｲ」


チョロ松「いや、お前もヤバイからね？一松！！」


十四松「あっははー！ありが特大ホームラン！！」


チョロ松「さっきまで元気なかったよね！？意味わからん！！」



「「「「……………………………………」」」」









A「……………………へっ、あ…ガリガリ君食べねば…？」






「「「「「………………………」」」」」






A「…………」







チョロ松「うん、なんかごめんね」



A「ううん、こっちこそごめんね」






Aちゃんはまた窓の外を見つめている


いや、本当になにがあったの！？


空気戻っちゃったよ！！




キィ………



トド松「ごめーん、皆いるー？夏休みのことなんだけ………え、重くない？」


チョロ松「テメェのせいだよトド松ゥゥウウウ！！どこ行ってたの！？ツッコミ変わって！！あとナチュラルに入ってくるなぁああああああ！！！！」



トド松「え、なんかごめん。そんなことよりさ」


チョロ松「そんなことって」



もうヤダ。うちの弟超ドライ…


ドライアイスじゃん……



トド松「皆でさ、花火大会いこうよ」




「「「「「は、花火大会ぃぃい？」」」」」






A「……………はぁ……」

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