こちら、リア充撲滅委員会です。2

撲滅 72 ページ22

＿＿花火大会








木の陰からこっそり様子を伺う



カラ松「……トド松とチョロ松以外に誰かいるぞ………知ってるか？おそ松」


おそ松「いや、わかんな……………あ、あいつテニス部のやつだ。三年」


カラ松「そうか、ということは女子も三人だよな。もう一人は誰だ？」






チョロ松たちのところに向かう女子三人が見える



おそ松「あ、あの子たちじゃね？」




トト子「ごめん、待った？」

チョロ松「ううん、全然」




浴衣姿のトト子ちゃん




A「ごめん、浴衣とか着たことなくて……灯に手伝ってもらって……」


トド松「そうなの？でも似合ってるよ」




同じく浴衣のA



灯「あ、あつし先輩も浴衣なんですね。かっこいいです！」


あつし「ありがとう」





カラ松「あいつ、あの時屋上にいた……何故一緒に………」



前のめりになるカラ松を制止する



おそ松「須藤さん自身はなにもしてないよ。トト子ちゃんと同じで一緒にいただけ。まあそれも悪くないわけじゃないけど」


カラ松「…………」




カラ松は心配そうにAたちを見た



おそ松「ただ、Aが許したから一緒にいるんだろ。その辺は突っ込まないようにしようぜ」



カラ松「ああ……そうだな」





おそ松「ま、俺らも楽しもーぜ！」









ヤロー二人とか心底嫌だけど







胸の中をスッキリさせたいから






そのことには目を瞑るしかない

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