検索窓
今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:23,116 hit

【23】忘れた罪 ページ31

唐沢「私が何をしたっていうのよ!離して!嫌だ、やめてっ!!」



 私は必死に星降を拒んだ。もちろん敵うはずもなく、ずるずると引きずられているんだけど、それでもわめき散らして抵抗した。



 こういう時、人って残酷だと思う………野次馬たちは誰も助けてくれない。



 とうとう涙が溢れて、ボロボロと頬を伝った。なんで私がこんな目にと、ただ嘆くことしかできなかった。



 その時、霞んだ視界に野次馬たちがまたバラバラとばらけていくのが見えた。今度は誰よ。もう助けてなんて言わないわ…………









浪川「この不良野郎!そいつを離しやがれ!!」



 浪川くんだ、とぼんやりとわかったけど



 背中を思いきり打って、私は気を失った。



 きっと星降が、私を置いて逃げたんだろう。



 薄れゆく意識の中、私は星降が吐き捨てた言葉をしっかり聞いていた。









 『ホント、何なんだよ』



 それはこっちの台詞よ、とおもったけど



 口にする前に星降は去り、私はそこで意識を失った。

【24】記憶の錯乱→←【22】流星センチメンタル


今日の海の男!

浪川「おい、そこのお前!…俺の彼女になれ!!」


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (384 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
設定タグ:イナズマイレブンGO , 浪川蓮助 , 海王学園   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

涙音(プロフ) - *文月*〜huduki〜さん» 返信遅くなってごめんなさい。こんな風に誉めていただいたのははじめてです。書いていて良かったです........!実は近々この続編を上げることになりました。もしよろしかったら読んでみてください。本作よりさらに良いものになるよう精一杯執筆いたします。 (2016年12月11日 23時) (レス) id: 541fead6be (このIDを非表示/違反報告)
*文月*〜huduki〜(プロフ) - 私は5年くらいこのサイトで色々な小説を読んできましたが、その中でこの作品がダントツで面白いです。もっと熱く語りたいのですが、文字数の上限をこえそうなのでこれくらいにしておきます。気持ちが伝わると嬉しいです。これからも素敵な作品を作っていってください。 (2016年11月14日 10時) (レス) id: bb022945e6 (このIDを非表示/違反報告)
涙音(プロフ) - 律華@Twitterはじめました。さん» コメントいただいて久しぶりに戻って参りました…とりあえず少しだけ更新しましたが、夏休みに完結できたらと思います!すっかり放置してました… (2015年7月4日 21時) (レス) id: 71e3a373e6 (このIDを非表示/違反報告)
律華@Twitterはじめました。(プロフ) - 更新頑張ってください!続き見たいです! (2015年7月4日 5時) (レス) id: 7cb333b288 (このIDを非表示/違反報告)
海王星(プロフ) - 久しぶりの更新だね笑 相変わらずの素晴らしい文才!期待に胸が弾むぜ( ´∀`)← (2014年8月9日 17時) (レス) id: c49ea11c01 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:涙音 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/enkorimatsue/  
作成日時:2014年1月14日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。