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15. ページ17

「では、各校のマネージャーは準備をお願いします。」


スタッフさんの指示を受けて先にベンチへと入る



みんなは控え室にまだいて、もうすぐしたらアップが始まる


マネージャーである私は少しだけ先にベンチに入り、試合のための準備を行うんだ



戦略を示すためのボードや、スコアノート、タオルを置いてスポドリを作りに行こうとすると
客席から歓声があがった


両チームが出てきたみたいです



「Aちゃん手伝うわ」


「あ、じゃあベンチのみんなの荷物を整理するのと救急箱のチェックしてもらってもいいですか?」


みんながバサバサと置いていったものを指しながら言う


「了解!」



ベンチのことをリコ先輩に任せて、私はスポドリを作りに行く


作り終えてベンチに戻るとちょうどアップが終わったところだった




「これから誠凛対正邦の試合を始めます」



ピーーーーーーーーーーッ




高い笛の音と共に始まった準決勝



正邦はディフェンスがすごいチーム。

涼太くんが止められたことがある人もいるらしい

古武術を取り入れた独特な動きで翻弄してくる

ぬくのに体力をつかうこっち側に対して正邦は体力の消耗が少ない

どこまでも誠凛には不利な状況

でも、負けないはず。


だって誠凛は強いですもん



きっと、きっと負けない


…絶対今回のインターハイで日本一になりたい

じゃないと私は…………



私はスコアノートをぎゅっと抱きしめながらコートに意識を集中させた

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アニオタ - 話の終わりかたがいいですね! (2018年3月19日 6時) (レス) id: 47e23c8f52 (このIDを非表示/違反報告)
ちかぱん(プロフ) - お話読ませていただきました、最後の方めっちゃ涙でました…最後の、涼太くんっていうのでもう涙がやばかったです。これからも別な作品頑張ってください! (2016年8月9日 0時) (レス) id: 0e9fe126f4 (このIDを非表示/違反報告)
やん(プロフ) - 杏花莉さん» コメントありがとうございます!このお話は自分自身かなり思い入れのある作品なので、そう言ってもらえてとても嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (2016年8月3日 13時) (レス) id: eb7460b4b9 (このIDを非表示/違反報告)
杏花莉 - 読ませていただきました!もう最後のほう涙がとまらなくて...。すごく感動しました!これからも応援しています! (2016年8月3日 1時) (レス) id: 154f442b08 (このIDを非表示/違反報告)
ぱえりあ(プロフ) - 作品読ませていただきました。病気系のお話って大体記憶取り戻したりしてハッピーエンドが多いので、この終わり方はすごく良いなと思いました!素敵なお話でした。 (2016年7月2日 7時) (レス) id: 2f5d300daa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:やん | 作成日時:2016年4月4日 20時

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