桜井くんの幼馴染みがキセキにモテているようです。【黒バス】

転校と再開 ページ4

｢初めまして、篠原Aです。よろしくお願いします。｣


そう言ってぺこっとお辞儀をする


｢じゃあ、席はあそこな｣


そう言われてその指された席を見ると、隣には昨日の男の人、大輝が座っていた


目を丸くしてこっちを見ている



てくてくと席に向かって歩く


クラスの人たちの視線が刺さって気になった


なんか付いてるかな…



席に着くと先生が話し始め、ホームルームが終わった


先生が出ていくと騒がしくなる教室



｢おっまえ！？どうしてここに？！｣


大輝が驚いたように聞くので答える



｢転校だけど…｣


話しを聞いていなかったのかなと考えながら次の時間の準備をする


あ…



｢大輝、教科書見せて｣


まだ届いてなかったことを思い出してそう言う


｢あ？教科書なんて持ってねー｣


｢うん、そんな気がしてた｣



そう言って、大輝の隣に座る良に話しかける



｢良、教科書見せてー｣


｢いいけど、どうやって？｣


｢３人の机くっつけて｢は？｣…何｣


その言葉は大輝に遮られた


｢お前良と知り合い？｣


目を見開いて言う大輝に頷く


｢幼馴染み｣


それに納得したような不機嫌そうな顔をする大輝を放って良に聞く


｢いい？｣


｢うん、いいよ｣


その言葉を聞いて安心して、次の時間の準備を再開した

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