検索窓
今日:8 hit、昨日:25 hit、合計:305,158 hit

*135 ページ15

今なら、最終新幹線に
間に合う




私「お兄ちゃん!東京駅まで送って?」



兄「は?今?」



私「今!早く!間に合わない」



兄「どこ行くんだよ(笑)」



私「太輔のとこ」



兄「どこにいんの?」



私「大阪」



兄「行く気かよ(笑)」



私「……だって……会いたいんだもん」



兄「帰ってくんの待ってれば?」



私「いーやーだ!」




文句を言いながら、送ってくれる兄





いつも泊まってるホテルに
着いた頃には、もう日づけが変わっていた




会いたい一心でここまで来たはいいけど




絶対寝てる




鍵もないし……




どうしよ……




ロビーで途方に暮れてると、




「はー?なんでここにいんの?(笑)」




振り返ると、買い物帰りっぽい
玉ちゃんがいた




私「玉ちゃん……」



玉「もしかして今来たの?」



私「うん」



玉「ガヤに会いに?」



私「……だって、会いたかったんだもん……」




ロビーが急にざわつく




玉「やっべ!」



ぐぃっと腕を掴まれて
エレベーターに押し込まれる



玉「やっぱつけられてたか……」



私「ファンの子?」



玉「うん、たぶん(笑)」




こんな時間なのに、ほんと人気あるんだな……




エレベーターから降りて
玉ちゃんは自分の部屋に帰ってく




玉「なにしてんの?入って?」




ぼーっと、突っ立ってたわたしに
玉ちゃんがいう




私「……うん」




玉「ガヤの部屋の鍵、うちのマネージャーに
借りてきてあげるから、ここで待ってな?
それとも、一緒に寝る?(笑)」



私「ブッ!!! ね、寝ない(笑)」



玉「ふふっ、なーんだ残念(笑)」




笑いながら、部屋を出てく玉ちゃん




玉ちゃんにも、村上さんにも迷惑かけて
しまって、罪悪感しかない






玉「おまたせ、はい、行っといで?」




鍵を持って帰ってきた玉ちゃん




私「……ありがとう、ごめんね?」



玉「なんで謝んの?(笑)」



私「迷惑かけちゃって」



玉「迷惑じゃないよ、嬉しいよ
Aがここまで来たんだから、
早く行きな?待ってるよ?
まぁ、寝てるだろうけど(笑)」

*136→←*134



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (479 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1299人がお気に入り
設定タグ:キスマイ , リアル , 藤ヶ谷
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

琉衣(プロフ) - はい!気に入ってしまいました!有難うございます! (2021年12月14日 22時) (レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - 琉衣さん» また読んでもらえたんですね!嬉しいです。みっくんバージョンか、長いお話は書く予定がないので、番外編でちょっと考えてみようかなと思います (2021年12月14日 15時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - おはよう御座います!また最近から最終回まで読ませて頂きました!リクエストなんですが同じストーリーでみっくんver.も読んでみたいです! (2021年12月14日 7時) (レス) @page41 id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - 琉衣さん» またまたありがとうございます!そんな報告がくるたびにとても嬉しくなります。はまってくれてありがとう(o^^o) (2021年12月10日 5時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - コンバンハ!久し振りに最初から最終回まで一気に読ませて頂きました(*´∀`*) (2021年12月9日 22時) (レス) @page41 id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なみすけ | 作成日時:2018年12月21日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。