Stand by me 5

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家に着いて、玄関で靴を脱いでる
太輔のうしろに飛びのる



藤「うわっ！あぶね〜よ(笑)」



よろけてる太輔をガッツリ
ホールド



だって、後でって言ったも〜ん



藤「ちょ！靴脱いで！ｗｗｗ」



私「ん〜？」



藤「この酔っ払い(笑)」



私「んふっ！」



太輔がなんか言いながら、
笑ってるからつられて笑ってると



背中に張りついてるわたしを
優しくはがして靴を脱がせてくれる




藤「酒くさっ！(笑)
お風呂入れる？後にする？」



私「後で〜！」



太輔の腕に絡みついて
一緒にリビングにいく



藤「後で一緒に入ろっか」



私「え！なんで？」



藤「A飲みすぎてるから
ひとりで入ったら危ない」



そんなの、太輔と付き合う前は
しょっちゅう



そりゃあ、たまに湯船で寝ちゃったり
する事はあったけど



私「太輔、過保護〜(笑)」



藤「あ？」



私「なんでもありましぇん！」



藤「言えてねーし(笑)」



ソファーにゴロンって
寝転がる



やっぱりお酒が回ってて、ふわふわ気持ちいい



藤「水飲む？」



寝転がってるわたしの前に座って、
私のほっぺに手をあてて聞いてくる



やさしっ！



私「うん、チューする！」



藤「そんな事聞いてません(笑)」



ほっぺにあててた手で
ほっぺを引っ張る太輔



私「い、いしゃい……」



藤「ふふっ、チューしたい？」



私「ししゃい……はなししぇ」



ほっぺは、引っ張られたまんま……



クスクス笑ってる太輔



こうなりゃ強行突破



むくって起きあがって
太輔の顔を両手で挟んで



チューしちゃおっと
まじまじと見つめる




……あれ？




お酒のせいか？




いつもにもまして……かっこよくみえる




そのまま、固まるわたし




藤「なに？(笑)」



私「……いや、別に」



ぱっと手を離して
下を向く



藤「チューしないの？(笑)」



私「……うん」




顔、近づけないで……



直視できない




藤「急に照れんのやめて(笑)」

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