Stand by me 5

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俯いたまま、舟をこぐ



大「ほんま、かわええな(笑)
藤ヶ谷くん、俺にくれへん？」



藤「あげないよ(笑)」



大「まじか〜！ｗｗｗ」



横「ほな、明日長いし、ホテル戻ろうや」




横山くんの呼びかけでお開き






藤「A、帰るよ」




ゆさゆさと起こされ


目を開くと目の前に太輔の顔




私「んふっ！」




家に居るのと勘違いして
太輔に両手を伸ばすと



藤「まだだめ(笑)」




おデコを押す太輔




私「えー！」




横「Aちゃん、甘えモードやん(笑)」




横山くんの声に、はっとして
周りを見渡す




どこだここ……




あ、お店だ！




私「寝てた？(笑)」



大「がっつりな！(笑)
明日来るやろ？Aちゃんも」



私「うん、お手伝いに行くよ」



大「ほな、明日な！」




わたしの頭をぽんぽんとして、
はっとする大倉くん




大「あ、ごめん、藤ヶ谷くん(笑)
なんか犬にみえてもうた」



い、ぬ〜？



藤「ぶっ！(笑)大丈夫、わかるから」



わかる〜？



北「ハチ、帰るぞ」



ハチ〜？



久々に呼ばれたけども！




私「犬でも、ハチでもないんですけど！」




爆笑してる3人





太輔の車の中


みっくんも送った帰り道




私「太輔？」



藤「ん？なに？」



私「迎えに来てくれてありがと」



藤「どういたしまして、楽しかった？」



私「うん、楽しかったよ
でも、太輔が迎えに来てくれた事の方が
嬉しかった」



藤「それは良かったｗｗｗ」



私「なんで来てくれたの？」



藤「心配だから？(笑)」



心配してくれるとか、嬉しいんですけど



うー！抱きつきたいｗｗｗ



後部座席に座ってるわたしを
ミラー越しに見て笑ってる




藤「後でね(笑)」




エスパーか！

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