Stand by me 4

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私「太輔！ねー、ねー」




ユサユサと、からだを揺すって
みても、ぜんっぜん起きない



上に乗っかってみる



藤「……おもっ……」



私「起きた？(笑)」



上に乗っかったまま太輔の
胸に顔を埋めると



ゴロンと転がっておろされ、
背中をぽんぽんってリズムよく叩かれる



寝かせようとしてる？



私「ねーってばー！」



太輔の顔を覗き込む



藤「A、うるさい」



後頭部を押さえられ
濃厚なチューをされる



私「んーーー！！」




苦しいけど、幸せｗｗｗ




藤「ふふっｗｗｗ
おはよ」



私「おはよ！ねー！これ！」




腕に着いてるブレスレットを
見せる




藤「気づいたの？ｗｗｗ」



私「うん！くれるの？」



藤「どーしよっかな〜」



私「え？見せただけ？」



藤「うそうそ、プレゼント(笑)」



私「うれし〜！！！！」



ギューッと抱きつくと笑ってる太輔



ハッと気づく



私「でもさ、わたしこんな高いもの
返せない……太輔の誕生日」



藤「なんもいらないよ」



頭を撫でてわたしの顔をみる



藤「俺はAがここにいてくれれば
いいよ」




はい、死亡



寝起きの色気に、その言葉は
殺人鬼だよ



フリーズする私



藤「どした？(笑)」



私「死んだ」



藤「ふははっｗｗｗ」



ギューッて抱きしめてくれる




世の中には、こんなかっこいい事
さらっと言えちゃう人がいるんだ



藤「Aさ、今日夕方まででしょ？」



私「なんで知ってんの？言ったっけ？」



藤「オッコさんに聞いた
俺さ、何時になるかわかんないんだけど
お祝いしたいから、待ってて？
あの、うまいとこのケーキ買ってくる」



私「ほんと？チョコレートケーキがいい！」



藤「わかってる(笑)」



私「よし！仕度しよ〜っと！」



起き上がると、腕を引っ張られて
太輔の腕の中に戻される



私「わ！」



藤「もうちょっとだけ」



うん、ずっとここにいたい



……



……



動かない太輔



私「……寝てない？ｗｗｗ」



藤「寝てる」



私「はーなーせー(笑)遅刻しちゃう！」




笑いながら、イチャイチャを
散々楽しんで家を出る

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