Stand by me 4

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……おばけじゃありません



前が良く見えないから
手探りでトイレのドアを探す



シーン



……絶対見てる……よなぁ




あった！トイレのドア



ゴツッ！



シーツの上から、ドアにおデコを強打



……うっ！ い、痛い



けど、そんな事かまってられない



スっとトイレに入る



バタン！




藤「ぶはっ(笑)」



太輔の噴き出す声が聞こえる……



か「い、今の……彼女さんですか？」



藤「そうｗｗｗ」



か「……Aさんじゃ……ないですよね？」



藤「違う」



か「……なんか行動が似てますね……」



藤「……かもね(笑)
ほんと、車で待ってて、彼女トイレも
行きずらいからさ」



か「……わかりました、じゃあ、なるべく早く
お願いします」



やっと、出てってくれた かなさん



わたしもスッキリしてトイレから出ると



寝室で着替えてる太輔



ドアから、ひっこり顔を出して謝る



私「ごめんね？」



藤「ふははっｗｗｗいいよ別に。
間に合った？(笑)」



私「ぎりぎり(笑)」



ベットに腰かけてジーパンを
履いてる太輔の後ろに飛びのる



藤「うわ！(笑)あぶないって」



後ろから、太輔の頬に
顔を寄せる



私「バレたかなぁ？」



藤「どうかなｗｗｗ
いいよ、バレても(笑)」



太輔が振り向くから、自然と
近づく唇



たまらず、チュッてしてみる



藤「ふふっｗｗｗ
もう１回して？」



もう１回チュッてすると
後頭部を押さえつけられる



私「んーーー！！！ぷはっ！死んじゃう！(笑)」



藤「ふははっｗｗｗ
おデコ見せてみ？」




さっきぶつけたおデコを見て
笑ってる






私「今日どこ行くの？」




マネージャーじゃなくなったら、
スケジュールなんて一切わからない




藤「今日は、PV撮りだから、
スタジオに缶詰め。
Aは？」



私「NHKホール」



藤「遅い？」



私「そーでもないよ？」



藤「俺たぶん遅いわ〜
寝てていいからね」



私「うん、わかった」




ここに帰ってくるのがあたりまえ
みたいな会話がうれしい



藤「じゃ、行ってくるね」

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