Stand by me 4

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ピピピピッ ピピピピッ



目覚ましが鳴ってる



私「……ん〜……うるさい……」



寝ぼけて目覚ましを止めて



目の前にある太輔の胸に抱きつくと



無意識に抱きしめ返してくれる



なにこれ？



めちゃくちゃ幸せ




〜♪♪ 〜♪♪♪



太輔の電話が鳴る



藤「……ん〜……」



私「電話鳴ってるよ？(笑)」



藤「……どこ？」



目を瞑ったまま電話を探す太輔



寝ぼけてて可愛いｗｗｗ



太輔の頭のむこうにある携帯を
取ってあげようと手を伸ばすと



覆いかぶさったわたしの下で
笑ってる太輔



藤「んふっ」



私「なに？ｗｗｗ」



藤「やわらかいのが顔に当たる(笑)」



そのままぎゅっと抱きしめられる



私「はーなーせー！」



藤「やだ(笑)」



そのままイチャイチャモード突入かって
とこで、今度は家のチャイム



〜ピンポーン♪〜



……




私「ねぇ……かなさんじゃない？」



こんな朝早く、家のチャイムが
鳴るなんて、マネージャーくらいでしょ



藤「何時だよ？」



私「……5時……」



藤「6時迎えのはずなんだけど」




〜ピンポーン♪〜



私「……」



藤「A、ここに居て」



私「うん」



玄関に行く太輔



ガチャ



藤「はい？」



か「おはようございます！」



藤「家まできてほしくないんだけど」




予想通り、かなさんの声



ふたりの会話が聞こえて
バクバクするわたしの心臓



わたしがここに居ることなんて
バレるわけには、いかない……




か「朝早いんで起こしてあげようかと
思いましてｗｗｗ」



藤「頼んでない」



か「あれ？もしかして彼女さんいます？
靴が……」




そうだ！わたしの靴があるんだ……




藤「うん、だから来ないで」



か「今度ご挨拶させてくださいね
わたし、マネージャーなんで」



藤「必要ないから。
支度するから、車で待っててくれる？」





……やばい



早くどっか行って……



……ト、トイレ




か「すぐ支度できますか？
ここで待ってます」




……え？だめ！我慢できないってば！




藤「は？」




……こうなったら、最終手段だ




シーツを被って、そーっと部屋を出て



太輔達の後ろを通りすぎる



か「え？……おばけ？」



藤「……ｗｗｗ」

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