Knightsの新入り ページ23
放課後
｢みんな来たね。｣
｢前に頼まれてた新入りの審査が終わって決まったよ。｣
｢うんうん。A頑張ってたよねー。｣
｢あら、そうなのね！｣
｢ということで、厳しい審査をくぐり抜けて騎士となった｢朱桜司｣君だよ｣
｢私がKnightsの新入り朱桜司です。先輩方の背中をおい、騎士としての誇りを持ち精一杯がんばります。よろしくお願いします！｣
｢まあ！可愛い子ね！私は2年の鳴上嵐よ！よろしくね♪司ちゃん｣
｢よろしくね〜♪司だからすーちゃんね。俺、2年の朔間凛月｣
｢今王様不在だから最年長の俺がリーダーになってる。瀬名泉。よろしくね、かさくん｣
｢はい！よろしくお願いします！……ところで気になったのですが凛月先輩はAお姉様の弟に当たるのですか？｣
｢兄弟ではあるね〜でも、ちがうよ？すーちゃん｣
｢え？何が違うのですか？お姉様の方が上の学年ですよね？｣
｢あーなるほど。あのね、すーちゃん。凛月は留年してるから実質3年生なんだよね。｣
｢てことは！｣
｢そう♪『双子でーす』｣
私たちは2人で左右対称にピースして双子ということを伝えた
｢なるほど！｣
｢凛月は私の双子の兄なんだよね、1個うえに兄がいるんだけどその兄も留年してるから私は同じ学年にいるんだよ。私が朔間兄弟の末っ子なの｣
｢くまくんたちって複雑だよねぇ〜学年とか｣
｢私が1番混乱してるよ！だって同じ学年のはずの凛月が下の学年になって、居ないはずの兄が同級生って……混乱する……｣
｢まーくんに俺はお世話されるから大丈夫♪｣
｢はぁ｣
｢今のでわかったと思うけど、個性がすごくまあ強いから、なんか分からないこととかあったら私に言ってね。すーちゃん｣
｢ありがとうございます！Aお姉様！｣
｢せっちゃん、あとはたのんだよ｣
｢了解、ありがとねぇ。｣
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作者名：りんご | 作成日時：2020年4月14日 1時
