練習 ページ19
Tricksterが練習して少し休憩に入った。
｢私、夜食作ってきます！｣
｢あ、待ってあんずちゃん。私も行くよ。私吸血鬼だから夜の方が元気だよ〜♪｣
｢吸血鬼？？｣
｢おい、柄にもなく兄ふたりの真似するなよ。疲れてんのかぁ？｣
｢ううん？気分だよ。料理は得意だし吸血鬼は……内緒？でも夜の方が元気なのは確かだし任せてよ｣
｢じゃあ行こう？あんずちゃん｣
｢あっはい！｣
｢ごめんな？こいつが訳分からないこと言って｣
｢面白い人だね！A先輩は。衣更くん、お兄ちゃんみたいだね。｣
｢えー？｣
｢ほらな｣
｢まあいいや、行ってきマース｣
と言って2人で出ていった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
2人で行ったはいいものの……
｢なんでいるの、かおくん。｣
｢こんな時間に逆になんでいるの？やっぱ運命かなぁ！｣
｢え？怖いやめてよ。レイ兄呼び出すよ？｣
｢あんずちゃん、こいつ面倒だから私が相手しとく間に作ってきてくれる？(ボソッ｣
こくこくと頷いて作り出す。
｢ホント扱いが雑でその上辛辣だよね、｣
｢じゃあなんでかおくんはそんな私と一緒に居てくれるの？｣
｢うーん、心配だからかな？特に理由とか考えてないよ。一緒にいるのに理由は必要かな？｣
｢……そっかあんたそういうやつだったね｣
｢ありがとう｣
｢え？Aがデレだよ？！どうしよう！｣
｢うるさい……｣
近所迷惑を考えて欲しい
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作者名：りんご | 作成日時：2020年4月14日 1時
