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キャーとかワーとか言いながら走り去って行く人の嵐
その波に乗れずただ立ち尽くしている私
りんちゃん、龍也先生が６０から始めたカウントダウンも残り１４になっていた
あ「ど、どうしよう…」
逃げるっていっても、いったいどこへ？
この学園内、まだ３分の１程しかわかっていない私。どうすればいいのか迷っていると、
音也「A！行くよっ！」
あ「わっ！」
翔「ちょ！音也！」
私の手を掴み、走り出そうとする音也
それを見た翔が止めるようにもう片方の手を掴む
あ「ええ…」
那月「もう！音也くん翔ちゃん。Aちゃんが困ってます」
あ「わっ！なっ、」
なっちゃん、と呼びかける前にひょいとお姫様抱っこをされて、
那月「いっきますよぉ〜！」
と言って走り出すなっちゃん
後ろを見ると慌てた様子で翔、音也。続けて他の３人もなっちゃんを追っているみたい
那月「ふぅ、ここまでこれば大丈夫ですね…ってあれぇ？皆さんも来ていたんですね」
翔「はぁっはぁ。ばかっ！とりあえずAおろせ！」
那月「はぁ〜い」
すとんと下ろされ芝生に足をつける
周りを見ると、私たちの他に人はいないみたい。
音也「はやいよ那月ぃ〜」
とワイシャツの裾で汗を拭いている音也に
トキヤ「音也、洗濯するのは誰だと思ってるんです。これを使いなさい」
そう言って音也にタオルを差し出すトキヤ。…ずいぶん準備が良い
ピンポンパンポーン
《あーあー。うん、ちゃんと入ってるみたいよ》
《うし、説明すっか…
逃と捕って書かれてんのあっただろ？あれにはちゃんと理由(わけ)があるからな。よ〜く、考えろ》
あ「考えろって…」
何を？
そんなこと考えてる間も、龍也先生からの説明は続く
言われたのは、
“逃と捕の割合は3:7”
“逃が1割になった時点で終了”
ということ
《んじゃ、頑張れよ》
理由も何を考えるのかも教えてくれないまま、その言葉を最後に龍也先生による放送がプツンと切れた
とその時、
ガゴン！
足元からガコンと音がした
あ「何のお、｣
トキヤ「A！下、」
あ「うん？わわっ！」
慌てて下を見たと同時に、私が立っている所だけ、すっぽりと床が抜けた
〈Who helps?〉
＊＊＊＊＊
８／１３「I F」更新！
＊好きの伝え方(STARISH)
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潮田渚 - 更新頑張ってください！ (2016年9月22日 12時) (
レス) id: 34d9e994ef (このIDを非表示/違反報告)
綾夏(プロフ) - 音也がかわいい〜！あと、聞きたいことがあるんですが、メール？（LINE)のやつをやるには、どうしたら出来るのでしょうか？私も、小説を書くので、使ってみたくて、教えてください！ (2016年9月11日 15時) (レス) id: cb84361a34 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - なめさん» はい！楽しみにしてます！！＼(^o^)／ (2016年9月5日 22時) (レス) id: b69233ef5c (このIDを非表示/違反報告)
なめ(プロフ) - 雛愛さん» 遅れてすみません；＿；ありがとうございますとても励みになります、心遣いまで；＿；(*^o^*)頑張ります！これからもよろしくですヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ (2016年9月5日 0時) (レス) id: 32be555e19 (このIDを非表示/違反報告)
なめ(プロフ) - 零さん» 遅れてすみません；＿；コメント返してくれて嬉しいですヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ明日明後日らへんにはトキヤ出せそうですヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ少々お待ち下さい(￣◇￣;) (2016年9月4日 23時) (レス) id: 32be555e19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なめ | 作成日時：2016年7月30日 21時
