恋愛禁止令解除？【うたプリ】

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あ「じゃあ音也はじゃがいも切ってね」

音也「おっけい！」



学園生活にも慣れてきた頃
今日は休日。窓から見えるのは茜色に染まった空
そんな中私と音也はキッチンに立つ



それは数十分前



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



おとやA〜
どしたの ?
おとやひま ! (笑
おとやスタンプを送信しました
私ひまじゃないもん
おとやいまなにしてんの ? ?
カレーつくるとこ
おとや俺も食べたい ! (絵文字
まだ作ってないよ
おとやおれ手伝いに行くよ !
え!いいよ
キャラ今行く ! んじゃまたあとでね
ちょ、おとや





…それから１０分もしない間に音也は私の部屋まできた




あ「音也ほんとにきたんだね」

音也「カレー食べたかったんだもん」




今日トキヤいないからご飯困ってたとこだし、と言ってえへへと笑う



ほんと、しょうがないんだから。




音也「あ！そうみてこれ！」

あ「ん？」

音也「じゃじゃーん！」



紙袋から取り出したのは、２つのエプロン
ひとつは薄い青色に白ボーダー。もうひとつは薄いピンクに同じく白ボーダーがはいったエプロン




あ「どうしたの？これ」

音也「せっかく一緒に料理するんだから、エプロンしよっかなぁ〜って！はい、こっちのピンクはAのね」

あ「私が貰っちゃっていいの？」

音也「あたりまえだよ！Aと着けたかったんだ」




音也がエプロンを首にかけ、ぐるっと紐を一周させ結ぶ
それに続いて私もエプロンをした





あ「わぁ！おそろいだね音也」

音也「やばい、俺めっちゃ嬉しい！」

あ「ありがと音也。それじゃ始めよっか」

音也「うん！」





……




そして今に至る






〈どうしても会いたかったから〉

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