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「ねえねえ、キミがAだよね?」
あ「うん、」
「今朝の事はマサからきいたんだ。ごめんね俺ってばもう!うりゃっ」
自分でほっぺをひっぱる一十木くん
なんだか面白くて、少しイジワルしてみたくなった
あ「まったく。もう私には近づかないでよね」
「ええ!そんなぁ…」
あ「(おもちゃ取り上げられた子犬みたい)」
「だめ…なの?」
あ「うっ、うそだから!そんな悲しそうにしないで?」
「あ、ほんと!?よかったぁ〜」
そう言って、太陽みたいに明るい笑顔を見せる一十木くん
音也「改めて、俺は一十木音也!A、よろしくね!」
あ「よろしくね、一十木くん」
音也「うーん…だめ」
あ「えっ」
音也「一十木くんじゃなくて、音也って呼んでくれたら俺うれしいなぁ」
ねっ?と顔を近づけて上目で見られればおしまい。薄く赤がかった綺麗な瞳から目を逸らせなくて、私達は見つめ合ってる状態に。
顔に熱が集中するのがわかった。本人はそんなつもりないのはわかってるんだけどね、
あ「(顔近いよ…)」
普段こんな近くで男の人に上目使いされることのない私は、照れてしまった
あ「わ、わかったよ音也」
音也「うんっ、よろしい!」
満足気に返事をする音也、やっと顔を離してくれた
それにしても…
あ「音也はキレイな赤だね、太陽みたい!」
音也「ほんと!ありがと。でもね」
再び顔を近づけてきたと思ったら私の頬に手を当てて、「Aのほっぺのほうがま真っ赤っかだよ?」なんて。
あ「(お、音也のせいだもん…)」
私はこの席でやっていけるのかな
〈隣のキミは、朝の香りがした〉
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潮田渚 - 更新頑張ってください! (2016年9月22日 12時) (レス) id: 34d9e994ef (このIDを非表示/違反報告)
綾夏(プロフ) - 音也がかわいい〜!あと、聞きたいことがあるんですが、メール?(LINE)のやつをやるには、どうしたら出来るのでしょうか?私も、小説を書くので、使ってみたくて、教えてください! (2016年9月11日 15時) (レス) id: cb84361a34 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - なめさん» はい!楽しみにしてます!!\(^o^)/ (2016年9月5日 22時) (レス) id: b69233ef5c (このIDを非表示/違反報告)
なめ(プロフ) - 雛愛さん» 遅れてすみません;_;ありがとうございますとても励みになります、心遣いまで;_;(*^o^*)頑張ります!これからもよろしくですヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2016年9月5日 0時) (レス) id: 32be555e19 (このIDを非表示/違反報告)
なめ(プロフ) - 零さん» 遅れてすみません;_;コメント返してくれて嬉しいですヾ(@⌒ー⌒@)ノ明日明後日らへんにはトキヤ出せそうですヾ(@⌒ー⌒@)ノ少々お待ち下さい( ̄◇ ̄;) (2016年9月4日 23時) (レス) id: 32be555e19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なめ | 作成日時:2016年7月30日 21時