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23話 ページ27

あれから1日たち、明日はいよいよ最終選別へと向かう。



鱗「ゆきな今日までよく頑張ったな。さぁ、飯を食おう。」




「わぁー!凄いご馳走!」




真「みんなで作ったんだよー。」




錆「ちゃんと食べないと動けないしな。」




「みんなありがとう!」



みんなが作ってくれたご飯を食べながら明日のことを考える。



【私は、生きて帰れるのだろうか。】



昨日、義勇に弱いところを見せたくなくてあんな事を言ったが正直なところ明日が怖かった。



【いや、大丈夫だ。あれだけ修行したんだし、それに強くならなくちゃいけないんだ。】



そう思っても恐怖が消えてくれることは無かったが、覚悟を決めて行くのだと自分に言い聞かせた。



鱗「、、、怖いか?ゆきな」




「!そんなことはっ、、」




錆「隠さなくてもいい。みんな気づいてる。」




真「誰だって怖いよ。私だってもしゆきなに何かあったらと思うと気が気じゃない。」



義「、、、」




鱗「怖いと思うことは悪いことではない。むしろそれが人間の本能であり、自己防衛に繋がる。



だが、忘れるな。お前は強い!儂が育手をしてきた中でこんなにも早く最終選別へ進めたのはお前が初めてだ。


だから何があっても自分を恥じることはない。」



「っっはい!」



みんなに励まされて、鱗滝さんに認められて恐怖よりも何よりも嬉しさが込み上げてきて思わず涙が出た。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇 , 錆兎   
作品ジャンル:恋愛
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ゆっきー(プロフ) - あんこさん» この小説に直接関係してこない為記載しておりませんでしたが、原作の二人の年齢よりも5年早く生まれているという形にしております。ご不快に感じられましたら申し訳御座いません。 (2019年6月8日 11時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - あの、少し疑問なんですが、黒髪と白髪の子供は年齢的にまだ生まれてないか、赤ちゃんだと思うので、選別の案内はできないと思うのですが。 (2019年6月8日 7時) (レス) id: aed935a54c (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ミストラ〜ドさん» ありがとうございます!人様に見せられるものが書けているのか不安になる時があるのでそう言って頂けて光栄です!今度とも是非よろしくお願いします! (2019年5月20日 23時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)
ミストラ〜ド - 錆兎が出て来る小説あんまり無いから重宝してます!!でも錆兎死んじゃうんだよなぁ…(泣。そして作者様の文才凄い…。更新毎日楽しみに待ってます!!更新ファイトです! (2019年5月20日 21時) (レス) id: b0787012e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます!原作と違う所もございますので是非続きをお楽しみ頂ければと思います。私も無闇にキャラが死ぬのは嫌なので意味のある死だったと思って頂けるように頑張ります! (2019年5月20日 17時) (レス) id: e80b671816 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきー | 作成日時:2019年5月14日 19時

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