落ちこぼれだと言われた子供2【伏黒甚爾】【呪術廻戦】 (ページ21)

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60話ページ21

少しして…

私から切り上げた

「で？りぃ？話したいことって？」

凛「そうそう！お前っ…！
家追い出されたって
どういうことだよっ？！」

「そのままの意味
父親が私を家の外に放り投げた」

凛「はぁ？！なんで？！」

「召使い同然の扱いを受けてる子供を
娘だと思いたくなかったんでしょ…。」

凛「は？…っだよそれ…」

「…りぃ…」

凛「悔しくねぇのかよ？！
お前は！？そんなのって…
そんなのって…あんまり…っ…！！」

「りぃ！！！」

凛「ハッ…」

「…お前の悪いクセだそ…
人の苦しみを自分のことのように感じ、
怒りを覚えるところ…。それで今まで
どれだけお前が傷付いた？…私は…
お前に自分のことまで背負い込んで
欲しくねぇんだよ…私の言いたいこと
分かるよな…？」

凛「…わりぃ…お前は恨んでねぇのか？」

「…確かに…あの人は家庭も省みず、
家にも帰らなかったし、そのせいで
何度お母様が涙を流したか分からない…
でもな…お母様にとってあの人はかけがえの無い夫だし、私にとっても一人の父親だ…
恨む、恨まないの話じゃない…」

凛「A…」

「あ？」

凛「お前ほんとに小一か？」←

「うるせーよお前にだけは言われたくねー」←

凛「どういう意味だコラ」←

「そういう意味だよ」←