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(...あいつ等、何やってんだよ...。
ある意味、アルパカの罠に引っ掛かりやがって。)
俺は小さくため息をついて、前を向く。
目線の先には鬼野郎と黒マスクが51階の階段を上っている最中。
(このままにしていれば、立ち去るよりもめんどくさそうだし...。)
俺はもう1度ため息をつき、2人の後を追う。
元から、気配を消すのが得意だった。
キドの「目を隠す」とは違う、能力もなしでの話。
あの夏が終わって自分のことを知ったとき、僕は心底自分を憎み、嫌った。
たまに、自分が世界から消えてしまうあの感覚はこれからも忘れないし、好きになれないだろう。
それでも、何かの役に立つなら、この感覚も少しは救われるだろうか。
こんなことを考えてしまう自分はやはり、壊れているのだろう。
―――――僕は、あの人とも、メカクシ団のみんなとも違うのだから―――――
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夢主の過去には、もう1人重要人物がいます。
まだ、出てこないですが、楽しみに待っていただけると嬉しいです。
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ななしのヴィランズ - カゲプロを創ったのはじん様です、貴方様のオリキャラが創ったわけではありません。「ごめんなさい」ではすみませんよ? (2021年11月4日 15時) (レス) @page3 id: b2611adeda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チア | 作成日時:2019年8月25日 17時